「ふるさとにSLの汽笛を響かせたい」大井川鉄道、台風被災区間の復旧工事を公開 手作業余儀なくされる“難所”も =静岡

鳥塚社長「自分たちのふるさとにSLの汽笛を」

大井川鉄道は、運休が続く区間について、復旧工事の様子を公開しました。

<大西晴季記者>
「沢の上流では作業員が手作業で土砂をかきだしています」

復旧工事の様子が公開されたのは、静岡県島田市の大井川本線・川根温泉笹間渡(ささまど)駅から地名(じな)駅の間の現場です。

大井川鉄道は、2022年に台風で大規模な被害を受け、現在も川根温泉笹間渡駅と千頭(せんず)駅の間で運休が続いています。

復旧工事は12月4日からスタートしましたが、線路の両脇が斜面になっているため、大型重機での作業や土砂の搬出が難しく、難工事が予想されています。

<大井川鉄道 鳥塚亮社長>
「自分たちのふるさとにSLの汽笛を響かせたいという思いが非常に強いみなさんなので、なんとか地域と一緒にこれからもやっていく鉄道として1日も早く開通したい」

大井川鉄道は、2029年春の全線再開を目標としています。

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