袋井市の幼稚園で津波対策訓練 "地震発生"から6分で全員避難 海岸から1km、高さ12mのタワーへ

地震発生から6分ほどで園児全員の避難

静岡県袋井市の幼稚園で12月11日、大地震が起きたことを想定し、園児が津波避難タワーに逃げ込む訓練が行われました。

<アナウンス(訓練音声)>
「いま、幼稚園に大きな地震がありました」

海岸から1キロほどのところにある袋井市の浅羽南幼稚園で行われた訓練は、大地震が発生したとの想定で行われました。

園児たちは駆け付けた警察官の協力を得て、近くにある高さ12メートルの津波避難タワーへと次々と逃げ込み、地震発生から6分ほどで園児全員の避難が完了しました。

<袋井警察署 秋山広人警備課長>
「先日、北海道・三陸沖でも地震があったが、災害はいつ発生するかわからない。訓練を重ねることでいざというときに冷静な行動を取れるようにしてもらいたい」

<浅羽南幼稚園 安間史恵園長>
「発災した時にどう(子どもたちを)守ってあげられるか、自分たちの命も守らなければならないのでその辺りを考えていきたい」

園では今後も津波避難タワーへと逃げる訓練を毎月続けていくということです。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

関連タグ

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1