「減速しないで正面からバーンって」遊覧船が岸壁に衝突 乗客乗員合わせて15人けが 乗客の男性1人が頭蓋骨骨折=静岡・沼津港

10月5日午後、静岡県沼津市の沼津港で遊覧船が岸壁に衝突する事故があり、この事故で、乗客と乗員の合わせて15人がけがをしました。

5日午後3時半頃、沼津市の千鳥観光汽船の従業員から「遊覧船『ちどり』が沼津港内で船首が岸壁に衝突した」と海上保安部に通報がありました。

<目撃者>
「待っている従業員が『おーい』って言っていたから、ふっと見たら、そのまま減速しないで、正面からバーンって」

<目撃者>
「来た時には1人ずつけが人が降ろされてシートのところで、みんな寝かされていた」

清水海上保安部によりますと、遊覧船には、乗員と乗客合わせて40人が乗っていて、事故により乗客14人と乗員1人の合わせて15人が船内の階段から落ちるなどして、けがをしました。このうち乗客の男性1人が頭の骨の一部を骨折し入院ということです。

いずれも命に別条はないということです。

遊覧船は船首が岸壁の高さで壊れていて、船は岸壁に真っ直ぐ突っ込んだものとみられます。

海上保安部が、事故の原因などを詳しく調べています。
 

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