
静岡県西伊豆町の老舗かつお節店では8月3日、県内の小学生を招いて職場体験が実施されました。
1882年創業のカネサ鰹節商店は、地域特有の冬の伝統保存食、「潮かつお」づくりを続けていることで知られています。
県は夏休みに各地で小学生職場体験講座を開いていて、3日はカネサ鰹節商店に御殿場市に住む小学生の兄弟が訪れました。
代表の芹沢安久さんが、かつお節の歴史を振り返った後、生のカツオをさばいて、かつお節を作る手前の状態まで披露、水分を抜いて乾かす伝統的な製法を説明しました。
<参加した児童>
「自分で削ってるから、自分の独特のうまみがあった」
<カネサ鰹節商店 芹沢安久代表>
「かつお節削り体験で、みんな楽しそうに削っていたし、面白いよって言ってくれたので食べてもらう形ができればうれしいなと思います」
小学生職場体験講座は、県内各地で8月24日まで続きます。