
ガソリン減税法案をめぐり、野党が提出した衆議院・井林辰憲財務金融委員長(自民党・衆院静岡2区)に対する解任決議案が6月18日午後、可決しました。井林委員長は国会法の規定に基づき、ただちに解任されました。衆議院事務局などによりますと、衆院で委員長に対する解任決議が可決されるのは、現行の憲法下では初めてです。
井林財務金融委員長の解任決議案は、野党7党が共同で提出したガソリン税の暫定税率廃止法案について、与党側が審議入りに応じなかったとして、17日、立憲民主党や日本維新の会、国民民主党など6党が共同提出したものです。
18日行われた衆議院の本会議では解任決議案の採決が行われ、野党の賛成多数で可決しました。