
「世界お茶まつり」に出展するお茶を使ったスイーツのコンテストが静岡市で開かれました。世界で活躍するパティシエ・鎧塚俊彦さんや世界お茶まつりのPR大使を務める當間ローズさんらが審査にあたりました。
<社会部 田島かのん記者>
「色とりどりのおいしそうなスイーツです。これから始まる最終審査に向けて準備が進められています」
静岡市で開かれたのは、秋に開催される「世界お茶まつり」で販売するスイーツを決める最終審査。審査するのは、日本を代表するパティシエの鎧塚俊彦さんや湖西市出身で世界お茶まつりのPR大使を務める當間ローズさんらです。
イベントで、世界が注目するお茶をさらにアピールするため、エントリーしたスイーツにはすべてお茶が使用されています。
<ToshiYoroizuka 鎧塚俊彦オーナーシェフ>
「これも合うと思うし、これも合うと思う」
<世界お茶まつりPR大使 當間ローズさん(湖西市出身)>
「ほうじ茶と食べたら不思議な感じがして、新しい感じがした」
会場に並んだのは、1次審査を通過したプロ部門10点とアマチュア部門14点。味や見た目だけでなく、ペアリングされるお茶との相性も重要なポイントです。
静岡県産の抹茶とゆずを合わせたムースに。ほうじ茶ときんかんをメインに作られた見た目も美しいタルト。抹茶の風味を堪能できるオペラ、飾られたマカロンにも煎茶のガナッシュが使われています。
<鎧塚オーナーシェフ>
「びっくりするくらいレベルが高かった。静岡は日本を代表するお茶どころなので、今後もどんどんお茶の可能性探っていただいて広めていきたい」
<當間さん>
「お茶のおいしさを最大限に生かそうとしてるアイディアを全てのスイーツに感じて改めてお茶っておいしいと思った。(静岡のお茶を)まずは知っていただきたい1種類だけではないということを知ってもらって自分の好きなお茶に出会う旅に出ていただきたい」
審査結果は後日発表され、選ばれたスイーツは、世界お茶まつりで販売される予定です。