
静岡県危機管理部消防保安課は6月16日、静岡県内で今季最多となる13人が熱中症、または熱中症の疑いで病院に運ばれたと発表しました。このうち、高齢者2人が重症となっています。
16日の静岡県内は、各地で真夏日となり、県内に18か所ある気象庁の観測地点のうち13か所で2025年シーズン一番の暑さを更新しました。厳しい暑さの影響で、県内では熱中症または、熱中症の疑いで13人が救急車で病院に運ばれました。内訳は高齢者が9人、成人が4人です。重症が2人、中等症が4人、軽症が7人となっています。
重症の2人は、ともに高齢の女性です。焼津市では、90代の女性が自宅の玄関前で倒れているところを息子が発見し、意識なしの状態だったということです。
また、下田市では、80代の女性が屋外(路上)で意識もうろうとなり、倒れていたところを通行人が発見しました。女性は病院に運ばれる途中、受け答えができるまでに回復したということです。
厳しい暑さは、あすも続く見込みです。