実弾射撃訓練中に銃弾1発紛失 230人態勢で捜索も見つからず 陸上自衛隊・板妻駐屯地=静岡

静岡県御殿場市の陸上自衛隊板妻駐屯地の隊員が6月10日、実弾射撃訓練中に軽機関銃の銃弾1発を紛失したことがわかりました。自衛隊が、のべ230人体制で捜索していますが、まだ見つかっていません。

陸上自衛隊板妻駐屯地によりますと、6月10日午前11時10分頃、富士射撃場で第34普通科連隊の隊員30人が実弾射撃訓練を行っていたところ、隊員が使用していた軽機関銃の銃弾1発を紛失したことがわかりました。無くなったのは、普通科連隊が装備している「5.56mm機関銃MINIMI」の普通弾1発で、直径5.56ミリ、長さが57ミリあります。

訓練終了後、撃ち終えた薬きょうの数を確認した際に紛失していることを確認しました。射撃前に実弾を紛失したのか、射撃後の薬きょうを紛失したのかが判然としないということです。

板妻駐屯地では、隊員が射撃訓練を行った「射座」を中心に、10日から、のべ230人態勢で捜索を行っていますが、発見には至っていません。

第34普通科連隊長の兜智之1等陸佐は「まずは全力で捜査・発見に努めます。また地域の皆様および関係機関に対し不安を与えたこと、および武器を管理する陸上自衛隊においてこのような事故が起きたことを大変申し訳なく思います。今後、このようなことがないよう退院への指導を徹底するとともに、再発防止に努めます」とコメントしています。

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