5月26日未明、静岡県掛川市でパトカーが追跡していた軽乗用車が市道を逆走し、車と衝突する事故がありました。
＜伊豆川洋輔記者＞
「軽乗用車は警察の停止を求める声をふりきり、逆側の車線に入り、逆走を始めたということです。事故があったのはここから約400メートル先だということです」
26日午前1時過ぎ、掛川市杉谷南の東名掛川インターチェンジ近くの市道で、逆走した軽乗用車が車と衝突する事故がありました。
この事故で逆走した軽乗用車を運転していた静岡県菊川市に住む女性（20）が骨折の重傷、逆走車と衝突した軽乗用車を運転していた浜松市浜名区の女性（21）が軽傷の模様です。
警察によりますと、逆走した車は事故の数分前、近くの交差点で青信号にもかかわらず停止していて、パトカーが近づいたところ、逃走しました。警察が約800メートル追跡したところで、軽乗用車は交差点を左折して逆走を始め、約400メートル進んだ場所で事故が起きたということです。パトカーは軽乗用車が逆走を始めたあと追跡をやめたということです。
県警は事故前の追跡について「現時点では適正な職務執行だったと考えている」としています。
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