LED照明&待望のスピードガン設置 プロ野球 くふうハヤテ本拠地「ちゅ~るスタジアム」で初ナイター公式戦=静岡

プロ野球・くふうハヤテベンチャーズ静岡は4月16日、創設2年目にして初めて、ホーム・ちゅ~るスタジアム清水で公式戦のナイターを行いました。LED照明と待望のスピードガン導入により、ファンからは喜びの声があがっています。

<県政担当 植田麻瑚記者>
「開場まで残り5分となりました。初のホームでのナイター公式戦ということで、待ちわびた多くのファンが長い列をつくっています」

ちゅ~るスタジアム清水では4月16日、くふうハヤテがファーム交流戦で桑田真澄監督率いる巨人と対戦。くふうハヤテがちゅ~るスタジアム清水で公式戦のナイターを行うのは、今回が初めてです。

<ファン>
「さっきいろいろ聞いたら、(ナイターだから)きょう早退したっていう人結構いる。2024年暑かったのでうれしい」

球場の設備をめぐっては、NPBが、くふうハヤテの参入にあたり、ナイター戦を想定した照明の明るさの向上を指摘していました。そこで静岡市は、照明をLED化するため、1億5800万円をかけて整備を進め、3月、完了しました。

LED化によって消費電力は以前の半分となり、電気料金は、年間約350万円削減されます。さらに。

<植田麻瑚記者>
「球場にはスピードガンが設置され、スコアボードには投手の球速が表示されるようになりました。球速が可視化され、ファンの楽しみが増えることが期待されています」

静岡市では、観戦者のアンケートで希望が最も多かったスピードガンを3000万円かけて導入し、球場内に2か所、球速表示板を設けました。こちらも、設置されてから初めての公式戦です。

<ファン>
「前回もスピードガンあったらいいねとか子どもと話をしていたが、できるんだね、それも楽しみ。草薙球場はあるがここにはない。(スピードガンが設置されて)よかった」

<くふうハヤテ 池田省吾球団社長>
「静岡市の皆さんには球場を含め、いろいろなところでご尽力いただいて感謝の思いしかないし、市民も球速で楽しんでいただけるし、ナイターも照度が上がることで利用も促進できると思うので、両方の面でやっていただいたのは非常にありがたい」

一方、内野と外野の間にある段差や土の質などまだ指摘されている課題もある中、2年目は「勝利にこだわる」としています。

<くふうハヤテ 池田省吾球団社長>
「皆さんと相談しながら球団も努力してクリアしていかないといけない。目標は変わらず育成して再生して勝つということなので、移籍選手やドラフト選手を増やして、なるべく勝ち星を積み重ねていくというところなので、そこは変わらずやっていきたい」

行政との連携が2年目の躍進につながるか、期待されます。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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