くふうハヤテベンチャーズ静岡が本拠地のちゅ~るスタジアム清水でキャンプ

今季からプロ野球2軍ウエスタン・リーグに参入する静岡市拠点のくふうハヤテベンチャーズ静岡のキャンプが25日、始まりました。
初代主将に就任したのは静岡西高出身の高橋駿内野手です。「地元出身の選手は身近だと思う。プレーで目立ち、ファンが増えてくれたらうれしい。初年度で優勝を目指したい」と意気込みを語りました。

「高校時代、夏の大会でサヨナラ負けしたのもここだった」
静岡市葵区で育った高橋選手。本拠地のちゅ~るスタジアム清水は思い出深く、「高校時代、夏の大会でサヨナラ負けしたのもここだった」と懐かしみました。恩師や友人からは「試合を見に行くよ」との連絡が多く届き、開幕への楽しみが増しているようです。主将就任は合同練習最終日の23日に赤堀監督から告げられました。「『声も出ているし、地元選手でもあるから』と。評価していただけてうれしい」と喜びを語りました。

183センチ、97キロと大柄で長打力があり、打率を残せるうまさも魅力の右の強打者。柔らかいグラブさばきと安定したスローイングの一塁、三塁守備も特長です。
現在は右肘の負傷で投球を制限していますが、およそ2カ月後の開幕に照準を合わせ調整を続けています。「NPB出身の選手もいて、トライアウト組も良い選手がたくさんいる。力を合わせ、ともに戦っていきたい」。開幕へ向け気合がみなぎっています。

