プロ野球2軍くふうハヤテが阪神に5-4サヨナラ勝ち!2打席連続タイムリーの福田秀平と、同点打の倉本寿彦にインタビュー

プロ野球2軍ウエスタン・リーグのくふうハヤテベンチャーズ静岡は19日、ちゅ~るスタジアム清水で阪神と戦い、5-4でサヨナラ勝ちしました。

 

8回に代打で登場した福田秀平選手がサヨナラ打を含む2打席連続適時打で勝利に貢献。倉本寿彦選手も9回に代打で同点打を放ちました。初登板を果たした大型左腕の東海林碧波投手は1回を2奪三振、無失点。今後へつながる投球を見せました。

 

福田秀平

ー最終回、打席に入った時の気持ちは。

緊張して足がガクガク震えた。何とか外野に飛ばそうという思いで打席に立った。打ったのはスライダーで、打った瞬間に外野が捕っても犠牲フライになると確信した。

  
ー気分は?

チームメートみんながつないで良い場面で回してくれたので、何とか期待に応えることができて良かった。

  
ーホームでの逆転勝ち。

明日以降につながる。僕たちも一つ一つの勝利、成功が自信になっていくので、また頑張っていきたい。

 

ーファンからは大声援があった。

ありがたいし、身が引き締まる思い。明日からも毎日良いプレーができるように準備していかないと。

 

ー連勝すれば順位が上がることも。

開幕してから1カ月なので、そういうところは意識せず、まず一つ一つのプレーでみんながボールに向かって一生懸命やっていく。その積み重ねだと思うので、明日以降も頑張っていきたい。

 

ーチームが打ちあぐねていた中での八回、代打の打席は?

体調を崩していて久々の実戦だったので、何とか結果を出すことができて良かった。状況を見ていたし、(相手の先発茨木の)直球が動いて強いと各打者が言っていたので、頭に入れていた。(逆方向への打球は)今取り組んでいることではあるので形になって良かった。

 

ー祝福の水をかけられた。

みんなの喜んでいる顔が見られてほっとした。ああいった場面で結果を残していかないといけないので、良い結果になろうが悪い結果になろうが、まず自分にできることをという気持ちで冷静に入れた。

 

ーファンから静岡に来てくれてありがとうという声も。

逆に静岡に呼んでいただいてありがとうという気持ち。

 

ー明日からの意気込みを。

また1日1日、1試合1試合良いプレーをして勝てるように頑張るので、ぜひ球場に足を運んでいただき、くふうハヤテベンチャーズ静岡を、応援よろしくお願いします。
 

倉本寿彦

ー試合を振り返って。
しびれた。うれしかった。

 

ー打席での心境は。

一瞬だったので、あっという間に打席が終わった。いい準備をして、行くぞと言われたので何も気にせずいつも通り自分の打席だと思って入れた。

 

ー打った球は?

フォーク。(初球は)見ようと思ったが、甘かったので。前に飛ばせば内野も前に来ていたので何か起こるかなと。甘いところだったので手が出せた。

 

ーあの一打から流れが生まれたように。

誰一人諦めず最後までプレーしていたので、そういう一打になったのならうれしい。

ーNPB経験のある選手が活躍した。

すごく気持ち良い。僕たち2人が中心となってチームを引っ張っていけたらと(福田)秀平さんも話している。そういう形になったので、またこれからも頑張っていきたい。

 

ー勝負強い要因は?

わからないが、考えずに前に飛ばせる球を打つと意識しているので、それが結果になっている。

 

ー次戦へ向けて。

チームとしてもだんだん力がついてきて、一人一人が戦えると思ってきていると感じるので、ここで止まらず上を目指していきたい。

 

東海林碧波

ー(病気や故障を克服し)今日が初登板だった。
実戦が約半年ぶりだったのでほっとした。

ー二者連続三振を奪った。
直球が入らなかったのでスライダー頼りだったが、良いところにいってくれた。バックの皆さんが暖かい良い声を掛けてくれたので、気負うことなく投げられた。

 

ー次の目標を。

課題だらけなので、ひと登板ずつどんどん成長していければ。

ーボールが先行しても崩れなかった。
久しぶりの割には相手を多少は見ることができた。阪神というすごいチームで緊張したが何とかなった。調子を上げていきたい。

 
 
シズサカ シズサカ

静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!

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