田子重創業第1号の焼津・小川店閉店へ 52年間の感謝込めイベント 最終日は16日

人だかりができたマグロの解体ショー=焼津市小川新町 食品スーパーの田子重(焼津市)は12日、創業第1号店舗の小川店(同市小川新町)閉店の催しを同店で開いた。マグロの解体ショーやコンサートを通じ、来店客に感謝を伝えた。
 1972年創業の同社は翌年、小川店を開店。店舗増築や駐車場拡大を行い52年間営業してきたが、近年は老朽化や周辺の人口減少が課題となっていた。曽根誠司会長は「さまざまな経営努力を重ねてきたが、やむなく閉店という決断になった」と話す。
 催しにはたくさんの来店客が訪れ、切り立てのマグロを買い求めた。店内には寄せ書きコーナーが設けられ、老若男女が思い出をつづっている。
 最終日は16日(午後6時まで)。同日まで閉店セールや先着順の記念品贈呈を実施予定。

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