「恵みの水」の行方(2020-)

流量予測、データ不足課題 国交省専門家会議【大井川とリニア】(2021/1/16 09:08)
リニア中央新幹線工事による大井川流域への影響を巡る議論で、国土交通省の専門家会議は、精度が低いと問題視されているJR東海の流量予測と並行し、静岡市が過去に試算した結果を使って検討を進めている。予測の基になる地質データが不足しているとの見方が…
取水制限 農工業の渇水不安に拍車 「JR工事 流量維持を」【大井川とリニア】(2021/1/15 09:49)
昨年11月から続く少雨の影響で、大井川の取水制限が15日から始まる。渇水時は流域利水者が互いに利用量を調整しながら限りある水資源を使ってきたが、解決の見通しが立っていないリニア中央新幹線工事に伴う流量減少問題が利水者の不安をかき立てている。…
静岡・千石で追加地質調査へ 「直下」は含まれず【大井川とリニア】(2021/1/9 12:00)
リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題で、静岡県は8日、JR東海が昨年11月に再申請していた千石ヤード(作業基地)付近の地質を調べる追加のボーリング調査について、県条例に基づく自然環境保全協定を結ぶ必要はないとして認める方針を明らか…
首相に「工事凍結を」書簡 静岡県知事、JRの表明要請【大井川とリニア】(2021/1/5 08:36)
静岡県の川勝平太知事は、リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川流量減少問題の解決の見通しが立たないとして、同トンネル工事の凍結をJR東海が表明するように求める書簡を菅義偉首相に送ったことを明らかにした。JR東海の金子慎社長にも直…
国交省専門家会議 議論まとめ/今後の焦点【大井川とリニア】(2021/1/1 14:27)
リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を協議する国土交通省の専門家会議は、2021年にヤマ場を迎えそうだ。20年は最大で1400メートルの地下を掘り進む南アルプストンネル工事が、大井川の表流水や地下水に与える影響について議論を進めてきた。…
国交省会議に不満の声 土地改良区、役員ら【大井川とリニア】(2020/12/19 11:00)
リニア中央新幹線建設工事に伴う大井川の水量減少問題を巡り、静岡県くらし・環境部の織部康宏理事が18日、島田市で大井川土地改良区が開いた役員向けの勉強会で講演した。参加者からは国土交通省の専門家会議について「(水資源への影響は少ないという)結…
リニア国交省会議「全量戻せる」 JR予測の湧水量前提、静岡県は精度疑問視(2020/12/10 13:46)
リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題で、8日に開かれた国土交通省専門家会議は、JR東海が想定した湧水量であることを前提条件として「トンネル掘削完了後に湧水量の全量を戻すのは可能」との座長コメントをまとめた。ただ、…
水量確保、水質保全を要請 静岡県農業会議【大井川とリニア】(2020/12/10 10:29)
静岡県農業会議(黒田淳之助会長)は9日、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を巡り、国土交通、農林水産、環境の各大臣宛てに、水量確保と水質保全を求める要請書を送付した。「大井川の水は農業を維持するためには欠かせない」と指摘した上で、将来…
上流域地下水は表流水に JR東海が概念図作成【大井川とリニア】(2020/12/8 20:00)
リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、JR東海は8日夜に開かれる国土交通省専門家会議向けに提出した資料に、大井川流域の水循環を表した概念図を掲載した。同会議のこれまでの議論に基づき、トンネル掘削によって県外に流出する可能性の…
田代ダムの取水量調整「JRが考える問題」(2020/12/8 10:23)
静岡県議会12月定例会は7日、公明党県議団の早川育子氏(富士市)が代表質問を、無所属の桜井勝郎氏(島田市・川根本町)、自民改革会議の木内満氏(富士宮市)が一般質問を行った。リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題で、桜井氏が山梨県側の…

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