学校近くのビオトープ清掃 湖西・知波田小6年生 ベンチも設置

 湖西市立知波田小の6年生が11日、学校近くのビオトープで整備活動を行った。総合的な学習の時間や理科の授業などで訪れたビオトープで、草刈りなどの整備を担うボランティアと一緒に外来種の水草を取り除き、卒業制作として完成させたベンチを設置した。

ボランティアと共に水草を取り除く6年生=湖西市大知波
ボランティアと共に水草を取り除く6年生=湖西市大知波

 ビオトープは2001年に、地元住民が休耕田を提供して整備されたもの。子どもの自然体験などに取り組む同市の「湖西フロンティア倶楽部(クラブ)」と「夢くらぶ21」の有志が、月1回の草刈りなどを行っている。児童20人はボランティア6人とくわを振るい、池や水路に生い茂ったオオカナダモなどを除去した。ビオトープで竹炭を使った水のろ過や食物連鎖を学んだことも振り返った。
 2年に1回開催される「全国学校・園庭ビオトープコンクール」(日本生態系協会主催)の5回連続入賞も報告され、児童が賞状を受け取った。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞