⚽ジュビロ磐田 Ｊ１残留、そしてさらなる高みへ【Ｊリーグ開幕特集】
（左から）川島永嗣、山田大記、松原后
（左から）マテウスペイショット、上原力也、松本昌也、鈴木海音
２季ぶりのＪ１に挑む磐田は就任２年目の横内監督の下、まずは勝ち点４０を確保して残留を決めた上で、さらに勝ち点を伸ばす目標を掲げる。指揮官は昨年以上に切り替えの速さや球際の強度を求め、Ｊ１で戦う土台づくりを徹底させる。
昨季は外国人選手の契約を巡り、国際サッカー連盟から補強禁止処分を受けた。解禁された今季は新加入選手１５人が加わって半数近い選手が入れ替わり、大きく若返った。
なかでもボランチが本職の新人ＭＦ植村は故障者が多いサイドバックを器用にこなし、評価を上げている。Ｊ２熊本から移籍したＭＦ平川はトップ下が主戦場だが、中盤左サイドにも挑戦。技術の高さを見せ始めている。
昨季Ｊ２リーグ４２試合で４４失点とＪ１昇格した３チームで最も多かった。Ｊ１で戦う上で失点を少しでも減らすため、鹿児島キャンプでは守備の整備を重点に置いた。
センターバックはＤＦリカルドグラッサとベテランの伊藤が軸になりそうだが、パリ五輪出場を目指すＤＦ鈴木も定位置を奪おうと必死だ。Ｊ１最年長で今季１４年ぶりにＪリーグ復帰した元日本代表ＧＫ川島と昨季の正ＧＫ三浦の守護神争いも熾烈（しれつ）だ。
昨季からチームの屋台骨を担うトップ下の山田、中盤右サイドの松本、ボランチの上原、左サイドバックの松原らにどれだけ新戦力が加わるか。新外国人ペイショットと昨季チーム得点王のジャーメインのＦＷ争いも見逃せない。
（運動部・名倉正和）
▽監 督 横内昭展
▽コーチ 三浦文丈、西野泰正、藤田義明、川口能活、中馬健太郎、稲田崚佑
（１）川島 永嗣 ＧＫ ４０ １８５ ８２ ストラスブール
（２）川崎 一輝 ＤＦ ２６ １７４ ６８ 讃岐
（３）森岡 陸 ＤＦ ２５ １８１ ７１ 法大、磐田ユース出
（４）松原 后 ＤＦ ２７ １８２ ７２ シントトロイデン、浜松開誠館高出
（５）小川 大貴 ＤＦ ３２ １７２ ７３ 明大、磐田ユース出
（６）伊藤 槙人 ＤＦ ３１ １８３ ７６ 横浜Ｍ、浜名高出
（７）上原 力也 ＭＦ ２７ １７４ ６６ 仙台、磐田ユース出
（１０）山田 大記 ＭＦ ３５ １７４ ６７ カールスルーエ、藤枝東高出
（１１）ジャーメイン良 ＦＷ ２８ １８２ ７５ 横浜ＦＣ
（１３）藤川虎太朗 ＭＦ ２５ １７２ ６５ 北九州
（１４）松本 昌也 ＭＦ ２９ １７５ ６９ 大分、ＪＦＡアカデミー福島出
（１５）鈴木 海音 ＤＦ ２１ １８２ ７２ 栃木、磐田ユース出
（１６）レオゴメス ＭＦ ２６ １８１ ８０ ブラジル
（１７）ウェベルトン ＦＷ ２１ １８０ ７８ ブラジル
（１８）高畑 奎汰 ＤＦ ２３ １７６ ６８ 大分
（１９）ブルーノジョゼ ＭＦ ２５ １７３ ７４ ブラジル
（２０）坪井 湧也 ＧＫ ２４ １８３ ７３ 神戸
（２１）三浦 龍輝 ＧＫ ３１ １８１ ７４ 長野
（２４）杉本 光希 ＧＫ ２２ １８１ ７６ 立正大、磐田ユース出
（２５）中村 駿 ＭＦ ２９ １７８ ７０ 福岡
（２６）西久保駿介 ＤＦ ２０ １７８ ６７ 千葉
（２８）鹿沼 直生 ＭＦ ２６ １７４ ７３ 相模原、静岡学園高出
（３１）古川 陽介 ＭＦ ２０ １７４ ６５ 静岡学園高
（３５）朴 勢己 ＤＦ １８ １８４ ７６ 東邦高
（３６）リカルドグラッサ ＤＦ ２７ １８２ ７０ ブラジル
（３７）平川 怜 ＭＦ ２３ １７６ ７２ 熊本
（４０）金子 翔太 ＭＦ ２８ １６３ ５８ 清水、ＪＦＡアカデミー福島出
（４１）石田 雅俊 ＭＦ ２８ １８０ ７３ 大田
（５０）植村 洋斗 ＭＦ ２２ １７３ ６７ 早大
（７７）藤原 健介 ＭＦ ２０ １７７ ７０ 磐田ユース
（９９）マテウスペイショット ＦＷ ２８ １９０ ９４ ブラジル
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