浜松・舞阪小児童ら浜名湖体験学習 遊覧船で湖上見学

 自然豊かな浜名湖への理解を深めようと、浜松市西区の舞阪小の3年生約30人がこのほど、浜名湖を巡り漁場や自然環境を見学する体験学習を同区の弁天島海浜公園などで行った。

遊覧を楽しむ児童=浜松市西区
遊覧を楽しむ児童=浜松市西区
生き物を見つけた児童=浜松市西区
生き物を見つけた児童=浜松市西区
遊覧を楽しむ児童=浜松市西区
遊覧を楽しむ児童=浜松市西区
遊覧を楽しむ児童=浜松市西区
生き物を見つけた児童=浜松市西区
遊覧を楽しむ児童=浜松市西区

 児童は浜名湖の説明を受けたり、遊覧船で湖上見学したりした。アマモ育成などの自然保護活動を進める浜名湖ネイチャーズの間瀬泰成会長が、浜名湖には約800種の生き物が生息していると説明。「プランクトンが減ると湖はきれいになるが、魚にとってはいいことではない」と語り、自然環境を守る難しさを強調した。
 児童は船に乗って、カキ棚やノリの養殖場を見学するなど約40分間の浜名湖遊覧も楽しんだ。潮風を全身に受け、「気持ちいい」などと歓声を上げ、赤鳥居のある干潟「いかり瀬」ではカニやエビ、ヤドカリを見つけようとバケツ片手に水中に目を凝らした。
 中野海月さん(9)は「ハゼや貝などたくさんの生き物を見つけることができて楽しかった」と話した。

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