絵本「ペネロペ」原画106点 磐田・香りの博物館
磐田市立野の香りの博物館で10月15日まで、青いコアラの女の子が主人公の絵本シリーズ「ペネロペ」の原画展(静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれている。
同シリーズは、ドイツ出身のゲオルグ・ハレンスレーベンさんとフランス出身のアン・グットマンさん夫妻が手がけている。油彩絵の具で描かれた原画106点が並び、作者の筆遣いを間近で見ることができる。
うっかり者で好奇心旺盛なペネロペが、買い物や海へのお出かけを楽しむ愛らしい姿などが素朴な筆致で描かれている。作者が実際に使った絵筆なども展示した。ペネロペの大好物のチョコレートや絵本に出てくるクッキー、蜂蜜などの香料も用意し、作品のかわいらしい世界観を演出している。