川根茶産地で御朱印集め 「茶飲帖(さいんちょう)」考案 お茶街道推進協議会
川根本町や島田市の茶業団体などで組織する「川根お茶街道推進協議会」は川根茶のさらなる認知度アップに向け、御朱印帳をもじった「川根茶飲帖(かわねさいんちょう)」を考案した。川根地区の茶商や生産農家を巡り、オリジナルの御朱印を集めることができる。25日から町内で販売を始める。
税込み500円。島田市川根町の家山から川根本町の寸又峡エリアまで13事業者が取り組みに参加した。専用の地図で登録事業者のもとを訪れると、御朱印を押してもらえるほか、自慢の川根茶が試飲できる。
協議会によると、大井川鉄道が部分運休している影響により車で川根地域を訪れる人が増えている。担当者は「生産者や茶商を数多く訪ねてもらい、川根茶のファンやリピーターを増やしたい」と狙いを語る。
25日はフォーレなかかわね茶茗舘(水川)で開催される「川根茶まつり」で先行販売し、26日以降は川根茶業協同組合(下長尾)と同町まちづくり観光協会(千頭)で購入できる。