台湾の高校生と4年ぶりにオンライン交流 静岡の科学技術高

 科学技術高(静岡市葵区)は25日、姉妹校提携する台湾の国立羅東高級工業職業学校とオンライン形式の交流を行った。両校生徒計約40人がビデオ会議システム「ズーム」を使い親睦を深めた。

画面越しに親睦を深める両校の生徒=静岡市葵区の科学技術高
画面越しに親睦を深める両校の生徒=静岡市葵区の科学技術高

 日本語クラブに所属する台湾の生徒たちは流ちょうな日本語を披露し、外観が特徴的な「蘭陽博物館」などを紹介した。科学技術高の生徒は、金属加工やロボット研究など同校ならではの部活動や主な学校行事を説明した。
 科学技術高生徒会長で、建築デザイン科3年の鶴橋千聖さん(17)=焼津市=は「興味深い建築物を紹介してもらい、台湾に行きたくなった」と話した。
 両校は2017年に姉妹校提携を結び、新型コロナウイルス感染拡大で途絶えていた交流を4年ぶりに復活させた。12月には同職業学校による科学技術高への訪問も検討している。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞