温泉とボッチャ体験 新観光創出へ 伊東でモニターツアー

 伊東市の一般社団法人「伊豆高原観光オフィス(IKO)」は観光庁の看板商品創出事業の採択を受け、新コンテンツの展開を進めている。27日、「温泉ボッチャ」をテーマにしたモニターツアーを市内で始めた。28日までの1泊2日で、関係者21人が伊東の魅力に触れる。

ボッチャを体験する参加者ら=伊東市のダンコーエンボウル
ボッチャを体験する参加者ら=伊東市のダンコーエンボウル

 東京パラリンピックのボッチャ個人で金メダルを獲得した杉村英孝選手の地元の伊東市で、ボッチャと温泉という市ならではのコンテンツを生かした新たな看板商品を生み出そうと企画した。
 参加者は元オリパラスポンサーのJTBを中心とした企業の関係者ら。初日は、市内のダンコーエンボウルでボッチャの体験会が行われた。チームごとに分かれて赤と青のボールを投げ、大盛り上がりで得点を競った。
 一行は28日、杉村選手が所属する同市の伊豆介護センターの取り組みを聞き、意見交換する。市内で開かれる大物産市「伊東温泉めちゃくちゃ市」や東海館なども訪れる予定。

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