徳川ゆかり御朱印いかが 浜松・五社神社/浜松八幡宮/井伊谷宮 3社が作成

 徳川家ゆかりの浜松市中区の五社神社と浜松八幡宮、北区の井伊谷宮は12月1日から、合同で御朱印(紙製)の授与を始める。来年の大河ドラマ「どうする家康」に合わせた企画で、関係者は「御朱印三社詣でで地域観光の活性に貢献したい」と意気込む。

3社合同の朱印を披露する(左から)浜松八幡宮の桑島宮司、五社神社の吉田権禰宜、井伊谷宮の岡部権禰宜=浜松市中区の五社神社
3社合同の朱印を披露する(左から)浜松八幡宮の桑島宮司、五社神社の吉田権禰宜、井伊谷宮の岡部権禰宜=浜松市中区の五社神社

 2代将軍秀忠の産土(うぶすな)神社の五社神社の御朱印は、金箔(きんぱく)風の紙に「徳川家康公」の文字を印字した。三方ケ原の戦いで敗れた家康が逃れる際に隠れたとされる「雲立楠(くもだちのくす)」が立つ浜松八幡宮は、紫色を基調にした。徳川四天王の井伊直政の祖先をまつる井伊谷宮は「井伊の赤備え」をイメージした赤色の紙に、井伊家の紋をあしらった。
 御朱印(初穂料500円)は参拝した当日の日付が入る。無料の三つ折り台紙に貼り付けることもできる。台紙は浜松城やミカン、松、ウグイス、遠州の空っ風で海岸に打ち寄せる波をデザインした。
 五社神社の吉田暁史権禰宜(ごんねぎ)は「三つの御朱印がそろうと、彩りも良くなる」と印象を語った。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞