静岡市ドラマ館 開館は2023年1月27日 昇太さんら安全祈願

 2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に向け、静岡市の官民協議会は21日、同市葵区の静岡浅間神社内の旧文化財資料館を改修して整備する「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」を、同年1月27日にオープンすると発表した。約1年間、市とゆかりが深い徳川家康と駿府の歴史を紹介する。

大河ドラマ館の成功と改修工事の安全を祈願した(右から)春風亭昇太さん、酒井会頭、田辺市長=静岡市葵区の静岡浅間神社
大河ドラマ館の成功と改修工事の安全を祈願した(右から)春風亭昇太さん、酒井会頭、田辺市長=静岡市葵区の静岡浅間神社
会見で大河ドラマ館の開館日などを発表した春風亭昇太さん(中)、酒井公夫会頭(左)、田辺信宏市長=21日午前、静岡市葵区の静岡浅間神社
会見で大河ドラマ館の開館日などを発表した春風亭昇太さん(中)、酒井公夫会頭(左)、田辺信宏市長=21日午前、静岡市葵区の静岡浅間神社
大河ドラマ館の成功と改修工事の安全を祈願した(右から)春風亭昇太さん、酒井会頭、田辺市長=静岡市葵区の静岡浅間神社
会見で大河ドラマ館の開館日などを発表した春風亭昇太さん(中)、酒井公夫会頭(左)、田辺信宏市長=21日午前、静岡市葵区の静岡浅間神社

 同神社で21日、大河ドラマ館の名誉館長を務める落語家の春風亭昇太さんや協議会員が、ドラマ館の成功と改修工事の安全を祈願する神事に臨んだ。
 昇太さんは神事後の記者会見で「自分も子どもの頃に大河ドラマを見て歴史に興味を持った。静岡の歴史を発信する協力をしたい」と意気込んだ。同協議会会長の酒井公夫静岡商工会議所会頭は「ドラマ館に加え、史実を深掘りできる歴史博物館や、家康公ゆかりの久能山東照宮に行くなどの広がりを期待したい」と話した。
 協議会は今後、団体旅行の誘致などにも取り組む予定。副会長の田辺信宏市長は「どれだけ回遊性を高められるかが事業の肝。何度も訪れてもらえるよう、入館料を安く設定した」と述べた。
 静岡市の大河ドラマ館は24年1月28日まで、原則として毎日開館する予定。入館料は大人400円、小中高生の子ども200円。静岡市民は大人200円、子ども無料。

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