ヒマワリ迷路、ゴール目指せ 富士・大淵「過去最高の出来」

 富士市大淵の次郎長町の住民でつくる「次郎長ネットワーククラブ」が地元で整備しているヒマワリ畑の迷路が完成した。「過去最高の出来栄え」(大久保信一会長)という迷路に13日、種まきに協力した地元の園児がチャレンジした。

ヒマワリ畑にできた迷路を楽しむ園児=富士市大淵
ヒマワリ畑にできた迷路を楽しむ園児=富士市大淵

 遊休農地を活用した地域活性化を目的に2017年から整備に取り組む。ことしは5月に、地元2園の園児と約3500平方メートルの敷地に5種類の種をまいた。順調に育ったヒマワリは初めて大人の背丈を超え、2メートル以上に伸びた。
 13日は杉田幼稚園(富士宮市)の年長園児約30人がグループに分かれて迷路に入った。高く伸びた黄色の花弁の下を行き来しながら展望台にたどりつくと、ヒマワリを見下ろして記念撮影をした。ゴールした園児は「難しかったけど楽しかった」「2回もゴールした」と達成感を味わった。
 約12万本のヒマワリは7月末までが見頃という。天気が良ければ展望台から富士山も見える。
 (富士支局・青島英治)

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