空の安全を支える空港勤務から一転、夫の家業「新聞店」という仕事へ。4人兄妹を育てながら、少年サッカーの“熱量”を発信中!

vol.006 山下新聞店 / 山下景子


ママの生き方も、十人十色。静岡にゆかりのあるママたちに、仕事のこと、子どものこと、静岡のこと……自分の言葉で語ってもらう本企画「ママパレット」。第6回は、ご主人の家業である新聞店で働く傍ら、子どもたちが所属してきた(所属している!)小学生サッカーチームの運営にも携わっている山下景子さんにご登場いただきました。

本企画に登場してくださるママも募集中!自薦他薦は問いませんので、ぜひあなたの「色」を教えてください。>>>ママイロに関わってくれる「ママイロサポーター」大募集!

Q1. 今の仕事内容と家族について

現在は、夫の家業である新聞店を手伝いながら、中学3年生・中学1年生・小学4年生の3人の息子と、4歳の娘の子育てに奮闘しています。

私自身は静岡市出身で、学生時代を東京で過ごしました。もともと飛行機が好きだったことから、卒業後は成田空港に勤務。荷物や貨物の重量を計算し、積載方法や配置を指示するウエイト&バランスに関わる業務に携わっていました。華やかな旅客業務とは少し違い、日々パソコンと向かい合う仕事でしたが、目の前を飛び立つ飛行機を感じながら、安全なフライトを支える裏方として働いていました。

その後、静岡空港の開港のタイミングで地元に戻り、空港会社へ転職。立ち上げメンバーの一員として、インフォメーション業務やスタッフ教育などを担当していましたが、出産を機に退職しました。

現在の活動の軸となっているのは、子どもたちのサッカーです。長男が4歳の頃に始めたことをきっかけに、次男・三男も同じスポーツ少年団に入団。その後、チームがクラブチームへ移行するタイミングで運営にも関わるようになり、現在もサポートを続けています。

最近では、小学生サッカーの試合撮影や取材を行い、その様子をウェブで発信する活動にも力を入れています。子どもたちが全力で取り組む姿や、現場のリアルな空気感を伝えることで、選手たちはもちろん、子どもたちを支えるお父さんお母さんにも、普段はなかなか気づけない表情や、一瞬の成長の姿を届けていきたいと思っています。

Q2. 今の仕事を始めたきっかけは?

長男の出産を機に、それまで勤務していた空港会社を退職しました。私の両親は共働きで、いわゆる“鍵っ子”として育ったこともあり「自分が子育てをする時は、できるだけ子どものそばにいたい」という思いが強くありました。そのため、夫の家業である新聞店を手伝うことに対して、迷いはありませんでした。

家族経営ということもあり、仕事と生活は常に隣り合わせです。日々の会話の中でも、仕事の話以上に子どもたちのことを話す時間が多く、特にサッカーについて話す機会は自然と増えていきました。その中で、「小学生サッカーの情報って意外と少ないよね、どこで何を調べればいいのかな」という話題がよく上がるようになり、「それなら自分たちで発信してみよう」と思ったことが、現在の撮影や取材活動のきっかけです。

長男の頃からお世話になっていた少年団チームがクラブチームへ移行することになった際には、これまでの感謝を形にしたいという思いと、チームのさらなる発展に少しでも力になれたらという気持ちから、クラブ運営にも関わるようになりました。

Q3. 静岡で暮らしていて、良かったと思うことは?

静岡で暮らしていてよかったと感じるのは、地域とのつながりの温かさと、自然に恵まれた子育て環境です。私が住んでいる御前崎市は、今も昔ながらのご近所付き合いが残る地域で、人と人との距離がとても近く、日々の暮らしの中でその心地よさを感じています。

子どもたちの友だち関係も、幼稚園の頃からずっと一緒に過ごしている子も多く、まるで兄弟のような、幼なじみのような関係で育っています。4歳の娘も、トカゲやダンゴムシをこよなく愛す毎日で、自然の中でのびのびと過ごしています。海が近く、まだまだ豊かな自然が残っているこの環境は、子育てをする上で本当に恵まれていると感じています。

御前崎に引っ越してきて驚いたのは、ご近所の方から野菜や果物、時にはお魚までおすそ分けをいただく機会がとても多いことです。食べ盛りの子どもが多い我が家にとっては本当にありがたく、地域の温かさを日々実感しています。

Q4. ママとしての「最近の悩み」は?

子どもたちが長年サッカーに取り組んでおり、さらに通学に往復3時間かかることもあって、毎日健康のことや食事のことばかり考えています。

同じ環境で育っているはずなのに、4人兄妹の性格がそれぞれまったく違うのでそれぞれに合った接し方や声のかけ方に毎日試行錯誤しています。

4歳の娘は、待望の女の子ということもあって、最初は「かわいい服を着せたいな」という理想もありましたが、今は本人のこだわりがしっかりあって、もっぱらジャージばかりを選んでいます(笑)。さらに最近は、兄の影響で自分も丸刈り坊主にしたい!と言い続けていて、その気持ちをなだめるのにも一苦労です。理想通りにはいかない子育て。でも、それが子育ての醍醐味かなと感じています。

Q5. 忙しい毎日の、自分なりのリフレッシュ法は?

毎朝4時半に起きて、豆から挽いたコーヒーを飲む時間が、私にとってのリフレッシュです。まだ暗い中で窓を開けて空気を吸うと「あ、季節変わってきたな」と感じる瞬間があります。中でも、冬の澄んだ空気の匂いが好きです。

実際はそのあとすぐにお弁当作りが始まるのでゆっくりしている時間はないのですが、何も考えずにコーヒーを飲むそのひとときが、一日の始まりのスイッチになっています。

Q6. お気に入りの「静岡スポット」は?

やっぱり自然も豊かで食べ物も美味しい御前崎が最高のスポットです!昔ながらの港町という雰囲気が残っていて、人も温かく、とても居心地の良い場所だなと感じています。

自宅から少し歩くと海が広がっていて、そこから見える海と夕焼けが重なる景色は本当に奇麗なんです。

Q7. 仕事でどんなときに喜びを感じる?

仕事や活動をしていて喜びを感じるのは、人の姿勢や想いに触れたときです。

新聞の仕事は「朝が早くて大変そう」「危険そう」と言われることもありますが、実際には長年続けている方や、病気ひとつしたことのない方もいるなど、皆さんとても元気です。人に見られることの少ない仕事ですが、それぞれがプライドと責任感を持って日々取り組んでいます。そういった働く姿や、地域の小さな変化について真剣に話している様子を見ると、この仕事の価値を改めて感じます。

また、サッカーに関わる中では、小学生の子どもたちが本気でプレーし、勝てば全力で喜び、負ければ涙を流す姿に心を動かされます。何かに真剣に向き合うその姿を、もっと多くの人に伝えていきたいと思う瞬間に、大きなやりがいと喜びを感じています。

Q8. 「これがあると機嫌が良くなる」という、自分への小さなご褒美は?

とにかく甘いものが大好きです!どんなに疲れていても、糖分を摂ると一気にHPが回復します(笑)。

時々パンやケーキの教室にも通っているのですが、最近ハマっているのが昔ながらの喫茶店にあるような硬めのプリン。卵と生クリームをたっぷり使って、大きな型でどーんと作り、好きなだけ食べる時間が、今の私にとっては最高のご褒美です。

Q9. 1日だけ「ママ」をお休みしていいなら、何をしたい?

もしも1日だけママをお休みできるなら、夫と二人きりでどこかに出かけてみたいです。

長男を出産してから15年、仕事ではいつも夫婦一緒に過ごしていますが、二人きりで出かけたり、ゆっくり食事に行ったりすることがありません。気づけばずっと家族中心の時間を過ごしてきました。

もし育児を考えなくていい1日があるなら、学生時代に夫とよく行ったお店を巡ったり、ゆっくり食べ歩きをしたりしたいです。

Q10. 今日の自分に、何色を塗りたいですか?

白に少しだけ色が混ざりはじめたミルキーテラコッタ。母として強くなってきた実感がある一方で、まだまだ初めてのことも多く、これからも経験を重ねていきたいと思っています。

子どものサッカー観戦や付き添いで、気づけば肌もテラコッタ寄りになりました。どんな色にも染まれる“白”の気持ちを持ちながら、自分の色を少しずつ重ねていきたいです。

家事に仕事に子育てに、毎日忙しいママたちへ。子育て・教育のお悩み相談、子どもと行きたいおすすめグルメやおでかけスポットなど、静岡でのママライフが今よりもっと楽しくなる情報をお届けします。

関連タグ

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1