静岡市で開催中の『金曜ロードショーとジブリ展』。小学生と中学生の子連れで行ってきました。

『金曜ロードショーとジブリ展』は、子連れにおすすめ?

息子が一番気に入った油屋(息子撮影)

「論説委員しずおか文化談話室」を愛読し、アートに触れた気になっている、中2娘と小5息子の二児の母・みかんです。

文化談話室で紹介された記事を読んでから、行ってみたい!と思っていた『金曜ロードショーとジブリ展』に子どもたちと一緒に行ってきました。

周囲から「大人向きじゃない?子どもでも楽しめるの?」という質問を多く受けたので、あくまで我が家のケースですが、ご紹介したいと思います。

私たちが行ってきたのは、明け方から雨が降っていた11月初旬の日曜日。朝9時前に思い立ちチケット購入サイトを見てみたら、14時の回まで完売だったので、14時半の回を購入しました。

「大人と中学生と、小学生…」でチケットを取ろうとしたら、小学生の項目がありません。入場無料の小学生以下は整理券などもなく、予約の手続きはなにもありませんでした。

悪天候と、個人的に久しぶりの県立美術館ということもあったので、14時すぎには会場に到着しました。

会場内に「14時30分からの入場」という列があるわけでもなかったので、入口付近で時間まで待機し、すんなり入ることができました。

展示の詳細はこちらをぜひご覧ください>>>【静岡県立美術館の「金曜ロードショーとジブリ展」】社会的事件、事象の中にジブリ作品を位置づける

子どもたちの反応は?

赤、水色、紫…色の変わる王蟲を定点観察。カメラロールには各色残されていました

最近、“平成レトロ”に興味がある娘は、作品紹介といっしょに展示された平成史から知っているタレントや映画・ドラマ作品を見つけては大盛り上がり。「これ知ってる!あれも聞いたことがある!」と、夢中になって展示物を見ていました。

一方息子は……おそらく文章は一文字も読んでいないです……。ただ、リアルな造形物に心を奪われ、いろいろな角度から覗いたり、写真を撮ったりして彼なりの時間を過ごしているようでした。

造形物ゾーンが終わると、最後は『魔女の宅急便』や『もののけ姫』、『猫の恩返し』などのセットと写真を撮れるゾーンがあります。どれも列に並びましたが、すべてスタッフさんが撮影してくれるので回転が速く「待った」という気は全然しませんでした。

撮影ゾーンのあとに物販ゾーンがあり、展示は終了です。

所要時間は1時間強。大人がじっくりすべての展示を楽しむなら2時間くらいあるといいかもしれませんが、それでも私はこの時間内で主だったところは見てまわることができました。

入場時間を分けているおかげで、館内がそこまで混雑もしておらず、展示もとても見やすかったです。

この展示に1時間強という時間であれば、うちの子たちは2人とも飽きることもなく、急かされもしませんでした。

この記事を書くにあたり、子どもたちに改めて感想を聞いたところ、2人とも「楽しかった!」と即答。もう一度行こうと誘われたらどうする?と聞くと、「行きたい!!」こちらも即答だったので、親の目には見えないところでも、楽しめる要素があった…のかもしれません。

我が家は特に“ジブリファン”というわけではないのですが、大人も子どもも充分楽しむことができました。

これらを踏まえ「何歳くらいからおすすめ?」と聞かれたら、私は「小学校4年生くらいかな」と答えると思います。もちろん個人差がありますので、イチ意見として、子連れで行くことを検討している方の参考になれば幸いです。

これは何を撮っていたのか…。息子のカメラロールから

静岡新聞SBS有志による、”完全個人発信型コンテンツ”。既存の新聞・テレビ・ラジオでは報道しないネタから、偏愛する◯◯の話まで、ノンジャンルで取り上げます。読んでおくと、いつか何かの役に立つ……かも、しれません。お暇つぶしにどうぞ!

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