主役は子ども!書店で開催された「こどもマルシェ」に潜入しました【週末は書店へ行こう!】

こんにちは。静岡新聞社出版部の営業担当、アッキーこと秋田です。

静岡県内の書店をめぐり、話題のお店、注目イベント、書店員さんのイチオシ本など紹介するコーナー「週末は書店へ行こう!」です。

秋はイベントの季節。そこで、今回は「こどもマルシェ」を紹介します。戸田書店リブレ菊川店が初めて企画したイベントで、店内のキッズスペースを利用して開催されました。

子どもたちが制作から販売まで!かわいい手作り商品が勢ぞろい

こどもマルシェの様子

子どもたちが、売る品物を自分で用意し、お店の飾り付けや商品の陳列、価格などすべて考えて販売します。

今回驚きなのは、実際のお金を使うところ。子どもたちが実際のお金のやりとりをします。

大人もひやひやすると思いますが、そこは安心してください! 書店のスタッフさんがお店のレジ近くでサポートしてくれるため、お釣りを間違えることなく安心して買い物ができます。

開店前に子どもたちに注意事項等を説明する鈴木祐輔店長

お店の中をのぞいてみましょう。

アクセサリーやおもちゃのお店、その場で作るワークショップ、何が当たるか楽しみなクジのお店などがありました。

並んでいる商品を眺めると、ほとんどが手作りのオリジナル商品で、アイデアいっぱいの子どもたちに本当に関心しました。

販売している商品は、フェルトで作ったお寿司やおにぎり、オリジナルキャラクターのエビフライの小物、ビーズで作ったブレスレットなど、どれもクオリティが高く、大人が作ったものと大差ありません。

また販売されている価格も30円~500円ぐらいと、子ども価格で販売されていました。

本物そっくり!フェルト製のお寿司やおにぎり、かわいいエビフライが並ぶ

何があたるかなあ? はっぴいくじのお店

また、子ども店員さんが、お客さんにしっかり商品の説明している姿は大人顔負けです。

お客さんも楽しくお買物したり、他のお客さんや店員さんとおしゃべりしたり、とてもなごやかな雰囲気に包まれていました。

商品説明は大人顔負け

イベントを企画開催した戸田書店リブレ菊川店の鈴木祐輔店長にお話を伺いました

「当店は本屋であると同時に地域のコミュニティの場でありたいとの理念があります。本好き、本屋好きな人たちが楽しめるのはもちろんの事、そうではない人たちにとっても本屋という空間が楽しいものであればいいと思います。

『初めてのことをやる』というのは当店ではよくあることですが、今回もまさに手探りで作業しました。また、イベント開催中は、知り合い同士が久々に会ったり、小学校、子ども園の仲間がばったり会うという場面もよく見ます。そういうコミュニティとしての価値をすごく大事にしているので、見ているこっちが嬉しくなります。

参加してくれた子、見守ってくれた大人、見に来てくれた子、たまたま居合わせた人たち、それぞれを繋ぐきっかけをこれからも当店が作れるように頑張っていきます。

今回は子どもたちの楽しい姿や、真剣に考える姿、本当に楽しませていただきました。」

次回の「こどもマルシェ」と、大人も楽しめるイベント情報

こちらの「こどもマルシェ」は今年は今回開催分で終了ですが、来年の開催も予定しているそうです。

また、11月15日(土)には、大人も子供も楽しめる「とだしょdeマルシェ」が開催されます。

過去の「とだしょdeマルシェ」の様子はこちら>>>グルメとハンドメイドが大好評「とだしょdeマルシェ」に行ってきました!【週末は書店に行こう!】

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

<DATA>
■戸田書店 リブレ菊川店
住所:菊川市加茂5228
電話:0537-37-2520
X:https://x.com/toda_kikugawa

本好きな人のために話題や情報をお届けします。県内のカリスマ書店員さんお薦めの本や、ブックカフェ・書店でのイベント情報、歴史好きな人たちの裏トークなど。本と作家、書店の魅力が満載です!最新情報はX(旧Twitter)で。

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1