「コミュニケーションの場に!」との思いから戸田書店リブレ菊川店が年2回開催!

こんにちは。静岡新聞社出版部の営業担当、アッキーこと秋田です。
静岡県内の書店をめぐり、話題のお店、注目イベント、書店員さんのイチオシ本などを紹介するコーナー「週末は書店へ行こう!」です。
突然ですが、皆さんは「マルシェ」に出かけたことはありますか?
マルシェはフランス語で「市場」を意味する言葉で、日本ではフリーマーケットや、のみの市をイメージする人が多いと思います。
県内でも公園や神社、ショッピングモールなどで見かけますが、ちょっと珍しいマルシェが菊川市にあるんです。それが「戸田書店リブレ菊川店」が開催している「とだしょdeマルシェ」です。

4月のとある土曜日、暖かい日差しの中、マルシェは戸田書店の店内と駐車場で開かれました。駐車場にはクレープやチョコバナナ、ホットドック、コーヒーのほか、ブリトーなどメキシコ料理のキッチンカーが並びました。
ほかには多肉植物やハワイアンアクセサリー、羊毛フェルト、発酵シロップやドライフルーツなど多彩なジャンルのお店が参加し、午前中から大変にぎわっていました。

多肉植物のブース

ドーナツに好みのパーツをデコレーション
続いて書店の中に入ってみました。こちらでは何が開かれていたかというと…
地元のクラフト作家さんが手掛けたオリジナル作品を並べた「とだしょdeハンドメイド」が同時開催されていました。アクセサリーやポーチ、キャンドルアートなど、どれも目をひく作品ばかり。眺めているだけで楽しい気持ちになりました。


スイーツがモチーフのハンドメイド作品
また、戸田書店リブレ菊川店は児童書が充実しているため、小さな子ども連れのファミリー層の来店が多いのが特徴です。そのため家族で楽しめるイベントを心がけて企画しているそう。この日はカラフルな砂を使った砂絵やグラスサンドアートのワークショップが開催され、参加した子どもたちが思い思いにものづくりを楽しんでいました。子どもが主役のマルシェも8月に初開催。現在、参加者を募集中!
同店の鈴木祐輔店長は、2023年9月から「とだしょdeマルシェ」を始め、現在は4月と11月の年2回のペースで開催しています。きっかけは「多くの人に書店のことを知ってもらいたい」のが始めた理由でしたが、同時に「気軽に人々が集い、地域のコミュニケーションの場として育んでもらえたら」という気持ちもあったそう。当初5店のみだった出店も回を重ねるごとに増え、「今回は14店が参加してくれました」と嬉しそうに語りました。
戸田書店リブレ菊川店の鈴木祐輔店長
次回は11月15 日(土)の予定です。お近くの人もそうでない人も、興味がある人はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。また、夏休み中の8月2日(土)と8月16日(土)には、「とだしょdeこどもマルシェ」が初開催されます。子どもたちが楽しみながらお金の流れや物を売る大変さを学ぶ機会にと考えられた企画で、子どもが自ら売る物を準備し、どう売るか値段も含めて考えるそう。
「計画を立ててやればそれだけで立派な夏休みの自由研究になるのでは」と鈴木店長。現在、お店屋さんとして参加したい子どもを募集中です。詳細は同店インスタグラムをチェックしてみてください。
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■戸田書店リブレ菊川店
住所:菊川市加茂5228
電話:0537-37-2520
X: https://x.com/toda_kikugawa