ジュビロ磐田、FC今治に1-0で勝利!J1昇格プレーオフ圏内の5位に浮上へ。ハッチンソン監督のコメント

ジュビロ磐田は9月13日、ヤマハスタジアムでFC今治と対戦し、1-0と勝利しました。4戦負けなしでJ1昇格プレーオフ圏内の5位に浮上。次節9月20日、藤枝MYFCとの「蒼藤決戦」へ弾みをつけました。試合後のジョン・ハッチンソン監督の会見の様子です。

ジョン・ハッチンソン監督

-試合の総括を。
非常にタフな試合となりましたが、選手たちは90分通して手堅くやってくれたなと思っています。ただ安いミスでのボールロストはちょっと多すぎかなと思って、それが結果として今治がウチのゴールに迫ってくる状況を数多く作ってしまったと見ているので、そこは見直していかなければいけないと思っています。

特にボール保持を通じてゲームをコントロールしていくチームになるのであれば、そういったところは痛手ですし、パスミスから速攻を受けるというところは非常に厳しいので、そこは改善する必要があると思っていますが、ただ相手の攻撃に関しては非常に良い選手が揃っていますし、若い19歳の選手も非常に素晴らしいパフォーマンスをしていたと思うので、そこは相手ですけど素晴らしかったと思います。

ただうちの選手もしっかりと泥臭くやっていたと思いますし、守備に関しても全体的には悪くなかったと思います。ただこちらが相手のゴールに迫っていくというところに関しては改善であったり、方法というところをより良くしていかなければいけないと思っています。それはバックサードからフロントサードを通じてですけど、相手のゴールに迫れるようにしていかなければいけません。
ただ非常に手堅い90分だったと思いますし、これは来週にも繋がるいいパフォーマンスかなと思います。

-3試合連続無失点となりました。シーズン当初と比べて改善できているところは。
一つは基準を明確にしていくというところだと思っています。何ができて何ができないのか。またウチとしてはその中で何を許容して何を許容しないのかというところをよりクリアにして、全てのフェーズにおいて何を許容するしないというところがクリアになったというところだと思います。

僕もそうですし、コーチ陣も忘れがちではあるんですが、初めに設定した基準というのは忘れがちではあるんですが、それをしっかりとまた改めて明確にした上で、それを選手に説明したり、練習で取り組んできたというところだと思います。これは守備全体の切り替えのところから前線のプレス、バックサードのところ、全てがそうですけど、何が良くて何が良くないのかというところは選手たちがよく理解した上でやってくれていると思います。

僕にとって守備というのはコレクティブ(集団的)なものだと思っています。個人が出始めたから良くなったとかそういうものではなくて、全員が前線から最後尾までコレクティブにやってくれている。チームとしてもそこに重きを置いて取り組めているというところが非常に大きな要因だと思っていますし、選手の理解度とそれをしっかりとピッチ上で実行できているというところだと思います。
シズサカ シズサカ

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