清水エスパルスのFW高橋利樹に近づく“アイスタデビュー”「サポーターにカルロスと呼ばれた?ゴールを取って認められたい」


清水エスパルスのFW高橋利樹選手は前節サンフレッチェ広島戦で移籍後初先発となりました。70分間出場し、得点こそありませんでしたが、前線からボールを追い続け、“色”を出しました。「もちろん0点では物足りない。ゴールを取ってやっと認められるポジション。そこはこだわりたい」とアイスタデビューに向けて意気込みを語りました。

―広島戦の振り返りを。
前半はいい入りができてセットプレーも含めてチャンスがあった。そこで1点取れればもっと楽なゲームにできたと思う。天皇杯を含めて0点は前線の選手として物足りない。

―奪い返す場面など特長は出ていた。
攻守の切り替えは秋葉監督も言っている。自分の持ち味でもある。そこは前面に出そうという気持ちでいた。

―移籍を経験する中でチームにフィットするための意識は。
夏の移籍はチームの形が結構完成している。ピッチ内でもかなりコミュニケーションをとって、「自分はこういう選手だから」というのはポジションの近い選手に伝えるようにしてきた。

―シュートシーンもあり、得点へのイメージはできつつある。
決めたかったシーンではあるが、そこまでいけていることは自分にとってネガティブではない。僕自身も得点に近づいてきているという感覚はある。

―次節の横浜Fマリノスのイメージは。
今は勝っていないが選手個々の能力はある。夏で加入した選手の特長ははっきり理解していないのでどういうチームになるか分からないが、手ごわい相手。でも相手どうこうではなく、自分たちがやるべきことをやるのが大事。

―相手の谷村海那選手は大学同期。
ジェラ含めて3人は大学1年のときから同じカテゴリーだった。そのときは海那はボランチだった。足元の技術もあって高さもある。今はFWで、ジェラが特に気合入っていると思う(笑)そこは任せて自分は点を取れるようにしたい。

―サポーターからもカルロスと呼ばれ、認められた感覚は。
まだ全然ない。やっぱりゴールを取って認められるポジション。そこはこだわってやりたい。
シズサカ シズサカ

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