毎月テーマを決めて、藤枝・焼津エリアのグルメ情報をお届けしてきます。今月は、イベントの多い春、ひと息つきたいときにぴったりのオリジナル和菓子特集をご紹介します。
【えびすや製菓舗】和と洋が響き合う贅沢な味わいに酔いしれる
男の羊かん 1カット 270円・箱入り1本 1,350円（箱なし/1,250円）
緑茶だけでなく、コーヒー、紅茶、そしてお酒にも合うようにと、約9年前に誕生した羊羹。切った際の美しい断面と食感豊かなひと口のために数多くの手間暇をかけ、栗やクルミ、アーモンド、数種のドライフルーツを配置している。藤枝葉梨産の生はちみつを使った上品な甘みも絶品。
＜DATA＞
■えびすや製菓舗
住所：藤枝市北方543-10
電話番号：054-638-0445
営業時間：8:30～18:00
定休日：火曜日
駐車場：なし
【紅家 紅粉屋九右衛門（べにやきゅうえもん）】創業慶長年間、老舗の銘菓には歴史が息づく
長寿柿 324円/個
『藤八柿』の逸話と長寿の家康にちなんで生まれた看板和菓子。長野県産「市田柿」の弾力ある食感、手練りの白餡のなめらかさなど、様々な要素が折り重なる口あたりはなんとも上品。いちじくとこしあんの「一寿」、あんずとつぶあんの「杏寿」、これら姉妹品と共に“寿”を味わってみてはいかが。
＜DATA＞
■紅家 紅粉屋九右衛門（べにやきゅうえもん）
住所：藤枝市藤枝4-1-9
電話番号：054-641-9071
営業時間：8:30～18:00
定休日：水曜日
駐車場：1台・上伝馬商店街共用Ｐ
【御菓子處 桜屋】玉露の豊かな香りと甘さの余韻を楽しむ
玉露娘 200円/個
厳選された小豆で作られたこし餡を包み込むのは、北海道産無塩バターと地元岡部産の玉露をふんだんに練り込んだ生地。アルミホイルに包んで蒸し焼きにすることで、鮮やかな玉露の色と芳醇な香りを封じ込め、口へ運ぶその瞬間、それらを一挙に楽しめる。濃厚なコクと合わせて堪能すべし。
＜DATA＞
■御菓子處 桜屋
住所：藤枝市岡部町内谷943-1
電話番号：054-667-0115
営業時間：9:00～18:00
定休日：月曜日
駐車場：3台
【和菓子工房 吉野】春の訪れを知らせる、彩り豊かな季節の味
春限定 釜むし蓬（よもぎ） 200円/個（5月頃まで）
卵黄と卵白を分けて作る『別立て法』で仕上げた蒸しどら焼きの生地に、よもぎの香りと鮮やかな緑色が溶け込んだ魅力的なひと品。中の潰し餡の甘みと共に広がる、ふんわり且つしっとりした食感が心地よい。美しい桜色が映える「道明寺さくら餅」と合わせれば、華やかな春を感じるひと時を過ごせるはず。
＜DATA＞
■和菓子工房 吉野
住所：焼津市栄町4-1-3
電話番号：054-628-3926
営業時間：9:00～17:30
定休日：不定休
駐車場：商店街共用駐車帯
【飴屋河合（あめやかわい）製菓本舗】はじまりは祖父の代、長年地元で親しまれる最中
だるま最中 各162円（紅…つぶあん/こがし…抹茶）
毎年2月23日開催の『虚空蔵尊春季大祭』に付随する『だるま市』が、可愛らしい形の由来。要となる餡は、口にした際に感じる最中の皮の食感を適度に残す絶妙な甘さ。“古いのれんに新しい味覚”を信条とし、細かな改良を重ねてこの味に至ったそう。代々続く銘菓の軌跡を感じよう。
＜DATA＞
■飴屋河合（あめやかわい）製菓本舗
住所：焼津市浜当目2-1-1
電話番号：054-628-2402
営業時間：8:30～18:20
定休日：水曜日
駐車場：3台
【すずき菓子舗】素材の旨味で引き立つ、まんじゅうのやさしい甘さ
駿河の黒蜜まんじゅう 120円/個
沖縄産黒糖、地元大井川産「うめぇぞこれはしょうゆ」をベースとした特製黒蜜と、近海鰹、北海道産昆布を合わせたダシを生地に使用。砂糖の甘さだけに頼らない、二代目店主こだわりの味に仕上げた。「田舎まんじゅう」、「酒まんじゅう」と共に“オリジナル三大まんじゅう”として親しまれている。
＜DATA＞
■すずき菓子舗
住所：焼津市高新田1906-1
電話番号：054-622-2330
営業時間：10:00～19:00
定休日：水曜日
駐車場：2台（店舗前空地も駐車可）
出典：新聞購読者のための地域情報誌「むるぶ」
※価格は全て税込です
※掲載内容は取材時(3月上旬)のものです
※価格、店舗情報は変更となっている場合があります
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