日本平動物園のオランウータン「ジュリー」31歳で息を引き取る 来園者に興味を示す仕草で愛される=静岡市

静岡市の日本平動物園のオスのボルネオオランウータン「ジュリー」が3月7日、息を引き取りました。

ジュリーは1993年3月12日に日本平動物園で生まれ、その後、横浜市の「野毛山動物園」と「よこはま動物園ズーラシア」で暮らしていましたが、2022年3月、26年ぶりに日本平動物園に戻ってきました。

ジュリーはメスの「ミンピー」とともに暮らし、繁殖を目指していました。

ジュリーは1週間ほど前から体調不良となっていて、治療を続けていましたが、7日の朝に飼育員が死んでいるのを発見しました。

ボルネオオランウータンの寿命は50年ほどとされていて、ジュリーは31歳でした。

死因は現在調査中です。

日本平動物園によりますと、ジュリーは頭が良く、飼育員とコミュニケーションをとるのが上手でした。来園者にも近づいて興味を示すなど、その仕草などから多くの人に愛されていました。

日本平動物園では、8日からオランウータンの展示エリアに献花台を設置するということです。

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