2月17日、静岡県富士宮市の県道で陥没が見つかり、現場付近は通行止めになりました。県は2月18日朝から道路を掘り起こして調べましたが、原因は分かっていません。
17日午後4時頃、富士宮市小泉の県道が陥没しているのを巡回中の警察官が発見しました。穴は縦60センチ、横80センチほどで、深さは目視で1.3メートルほどあり、現場は通行止めになりました。これまでに人や車などへの被害は確認されていません。県は18日朝から原因の調査を始めました。
現場の県道を上から見た図です。

県によりますと、陥没が起きた付近の地中には、地面から1メートルほどの場所に雨水を川に流すための県の排水管が通っています。またその下には市の上水道管と下水道管が通っているということです。
18日は陥没があった場所の周辺を掘り起こし、管の腐食や損傷がないか調べました。
<県富士土木事務所 遠藤佳之技監>
「特定はできておりません。生活に支障がないように、できるだけ早く回復するようにしていきたいと思っています」
県によりますと、18日の調査では陥没の原因は分からなかったということです。
現場は仮復旧し、通行止めは18日午後6時半頃に解除されました。