美しい夕映えを見に!たっぷり西伊豆満喫ドライブコース
「空気が澄んだ冬の空と海はとても美しい!」ということで、夕映えが美しい、西伊豆の1日ドライブコースをご紹介します。1. 「グリーンヒル土肥」からスタート
まずは、沼津ICから伊豆縦貫道に乗って45分ほどの月ケ瀬ICで下り、136号に入ります。そこから20分ほど走ると、大木乳業が運営する伊豆の地場食材にこだわったドライブイン・喫茶店「グリーンヒル土肥」があります。ソフトクリームにプリン、パンや軽食のほか、お土産もあります。

2. 松原公園と複合施設「テラッセオレンジトイ」へ
峠を越えて平地に出たら、右手にある土肥海水浴場のすぐそばの「松原公園」の駐車場に車を止めます。こちらには、平成4年3月にギネスブックで世界最大と認定された「花時計」があります。冬のせいか?花は咲いていませんでしたが、以前夏に来た時は、針が付いていて、盤面はきれいな花で埋め尽くされていました。
今回訪れたときはちょうど「土肥桜まつり」(2025年は1/18~2/11)が行われており、青空と桜がとてもきれいでした。夜はライトアップされるとのことで、帰りに寄ってみようと思います。



3. 金のテーマパーク「土肥金山」、出てすぐそばの「龕附天正金鉱」へ
次は、筋向いにある有名な「土肥金山」へ。ギネス登録の世界一の巨大金塊、砂金採り体験、お食事、お土産など、家族やお友達とも楽しめる金のテーマパーク です。一獲千金!?とはいきませんが、キラキラの砂金を見つけるワクワク感はたまりません(笑)。
こちらは隠れたパワースポットのようで、まるで洞窟探検のような体験ができる、伊豆最古級の手彫り坑道跡です。




4. その大きさと雰囲気に圧倒される…「土肥達磨寺」
次は「土肥達磨寺」です。達磨寺として名高い京都法輪寺の分院で、本堂には不死身達磨大師と命名された高さ5メートル、重さ3トンで日本最大(伊豆市観光情報サイトより)の達磨大使坐像が安置されており、その大きさと厳かな雰囲気に圧倒されます。
お土産コーナーはカラフルなだるまが多くあり、どれにしようか迷ってしまうほどでした。
5. 「恋人岬」周辺を探索、おすすめの「馬ロッククッキー」を購入
さて、ここからはいよいよ西伊豆の魅力でもある、夕映えが美しいといわれる海の景色を堪能しますよ!「土肥達磨寺」を出てすぐ右手、恋愛のパワースポット「恋人岬」に向かいます。飲食店やお土産店もあり、長い階段を下りた先の岬には、3回鳴らすと恋が成就するといわれている「愛の鐘」や、富士山が見える展望台もあります。今回は駐車場からの景色を堪能し、次に進みます。


今回は駐車場で景色を見て、休憩施設「こがねすと」で「馬ロッククッキー」を購入して、次に進むことにします。かわいい馬のクッキーはサクサクでおいしいので必ず購入する一品です。

6. 堂ヶ島のトンボロ「瀬浜海岸と三四郎」と堂ヶ島公園
黄金崎を出て15分ほど走ると、県の天然記念物に指定されている、堂ヶ島のトンボロ「瀬浜海岸と三四郎」の駐車場があります。「トンボロ現象」とは、干潮時に水位が減少することにより海底が露出し、平水時は海水によって隔てられている陸地同士を結ぶ陸地が発生する現象のことです。

夕映えには少々早いですが、岩にぶつかる波しぶきと海に浮かぶ島、広い空と太陽はとても魅力的でした。

こちらも『ゆるキャン△』のモデル地となっており、堂ヶ島公園には、誰でも撮影自由なラッピングカーも展示されていました(展示時間:9〜17時)。

7. 松崎町の和菓子屋さんへ
まだ、日没には少々時間がありそうなので、その間に車で10分ほど先の、桜葉で有名な松崎町に桜葉餅を買いに行きます。松崎町は桜葉餅に使われる桜葉の生産が日本一で、全体の7割ほどを占めるそうです(松崎町HPより)。
「さくら葉餅」は、なめらかなこしあんを包むやわらかな求肥とそれに巻いた桜葉がとてもおいしかったです。また、龍の顔がついた「長八の龍」は、ずっしりとした粒あんに、和三盆が上品なおいしさを醸し出していました。

8. “夕映え”を求め海岸へ
購入後は夕映えを見に海岸に戻ります。「仁科漁港」では、夕日が沈むところを見ることができました。本当に美しい!





もっと詳しくお伝えしたかったのですが、今回はここまで!お天気や時間によって表情が変わる、二度とない景色は何度行っても感動間違いなしです!
文・KAITO