静岡県は1月31日、県内でノロウイルスによる食中毒が直近1週間で2件発生したことから、食中毒警報を発表しました。
浜松市のそば店では、1月18日に食事をした15人が翌日以降に下痢や嘔吐、腹痛などを発症しました。
患者や従業員の便からノロウイルスが検出されたことなどから、市は22日に食中毒と断定し、衛生状況の改善が確認されるまでの間、店を営業禁止としています。
また、静岡市の弁当店では1月23日から25日の間に調理・提供された弁当を食べた6歳から68歳までの39人に、嘔吐や下痢などの症状があり、市は31日に食中毒と断定しました。
原因は調査中としています。
県は、食中毒の二次感染を防ぐため、調理前やトイレの後は石鹸で良く手を洗うほか、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱調理するよう呼びかけています。
警報の期間は1月31日から2月6日までです。