1月19日に告示され、現職と新人の一騎打ちの選挙戦に突入した静岡県菊川市長選挙。人口約4万7000人の菊川市、候補者はいずれも人口減少を課題にあげています。
【菊川市長選挙】
▽無新・横山正文氏(57)
▽無現・長谷川寛彦氏(63)
(届け出順)
<現職・長谷川寛彦候補(63)>
「経営感覚を大事にして税を無駄にしない。スピード感を大切に前に進めていきたい」
現職の長谷川寛彦氏。初当選を決めた4年前は無投票で初の選挙戦です。2期目に向けて、JR菊川駅北口の整備や防災対策などの継続を掲げています。
<現職・長谷川候補>
「やはり最初から言っている、行政は最大のサービス業。市民のための市役所の実現。人生100年時代にですね、住みたいまち菊川市をさらに前に進めていきたいという気持ち強い」
<新人・横山正文候補(57)>
「菊川市の子どもたちの未来はわたくしが必ず切り開いて見せる」
新人で投資家の横山正文氏。横山氏は、福祉の拡充をすすめ、高齢者やその家族への支援を強化すると訴えます。
<新人・横山候補>
「菊川市民のお年寄りおよびその家族を経済的苦境から救済する」

20年前に菊川町と小笠町が合併して誕生した菊川市。人口は約4万7000人ですが、合併した時と比べると徐々に減少しています。
長谷川氏は、子どもを望む家庭への支援に力をいれ、出生率の向上を目指す考えです。
<現職・長谷川候補>
「(妊活支援にかかる)金額や回数であったり、条件であったり、そんなことも含めて、全国トップクラスの不妊に対する支援をしていきたい」
一方、横山氏は「菊川市シリコンバレー計画」をベースに、移住者や雇用の場を増やすと訴えます。
<新人・横山候補>
「志、勢いのある方が集まってあらゆる雇用問題なり、税収問題を一気に上げる」
8年ぶりに選挙戦となった菊川市長選は現職と新人による一騎打ちです。投票日は1月26日です。
