
「東京100キロ圏内の地域間競争をどう勝ち抜くか」まちづくりのヒントを探る「サンフロント21懇話会」東部地区分科会=静岡

静岡県東部地域の活性化策を提言する「サンフロント21懇話会」の東部地区分科会が11月22日、三島市で開かれ「東京100キロ圏内の地域間競争をどう勝ち抜くか」をテーマにまちづくりのヒントを探りました。
今回で30回目を数える東部地区分科会には企業経営者など約110人が参加しました。
まず、都市計画が専門で早稲田大学理工学術院の森本章倫教授が「駅まち空間とこれからのまちづくり」について基調講演しました。森本さんは栃木県宇都宮市で次世代交通システム=LRTが2023年開業して以降、中心部では開発が進み、沿線では人口が増加して、地価も上昇したことなどを紹介し「大切なのは車中心の駅前空間を人が中心の駅前空間にできるか」と強調しました。
続くパネルディスカッションでは「東部地域の潜在力をどう生かすか」をテーマに、これからのまちづくりについて活発に意見を交わしました。
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