「一強多弱の時代は終わった」比例投票先は立憲32%で自民を上回る 県民の意思はどう示された【衆議院議員総選挙2024】

<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
自民党への逆風は支持する政党の調査結果にも表れました。SBSとJX通信社が県内の約2000人の有権者に対し調査した比例の投票先です。

立憲民主党が32%と、自民党の26.6%を上回り、さらに、国民民主党が3番目に高い割合を占めています。白鳥さんこの数字をどう分析されますか?

<法政大学 白鳥教授>
自民党よりも立憲民主党が票を集めている。やはり特徴的なところが今回の選挙で出ているんだろうと思います。それでやっぱり国民民主党も非常に高いというのは、本県の一つの特徴だと思います。

<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
立憲民主党としても今回大きく票を伸ばすことができたわけですけれども、この流れというのは今後続いていくものなんでしょうか。

<法政大学 白鳥教授>
しばらく見ていかないといけないんですけれども、一強多弱の時代は終わった。これからは与野党伯仲の中で自民党を中心とした勢力か、それとも立憲民主党を中心とした勢力か、それが拮抗し合いながら、今後日本政治を運営していく。そういう新しい時代になるんだと思います。

<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
そして、県内の小選挙区の投票率ですが55.59%で過去最低だった前回を0.78ポイントとわずかに上回りました。白鳥さん、この数字、どうみますか?

<法政大学 白鳥教授>
ただ、前回よりも少し上がったというのは、それなりに今回の選挙というのに民意が反映された。そういうふうに言ってもいいんだろうと思います。

<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
そして、政治への信頼・関心を取り戻すことも一つ今後大事になってきます。

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