
(写真左から)FW郡司璃来、MF松崎快、FW加藤拓己
清水エスパルスはJ3相模原と三保グラウンドで練習試合(45分2本)を行い、3−0で勝利しました。前日の山形戦に途中出場した選手とメンバー外だった選手が出場。FW郡司璃来、MF松崎快、FW加藤拓己の3選手が1得点ずつ挙げました。平日にもかかわらず、多くのサポーターが応援に駆けつけました。
清水のシステムは4−4−2。前半9分、松崎選手がドリブルでペナルティーエリア内に進入すると、パスを受けた郡司選手が右足で落ち着いてゴールネットを揺らして先制しました。
14分にはFWドウグラスタンキ選手が敵陣深くで相手のボールを奪ってシュート。ポストに跳ね返ったボールを再びタンキ選手が収め、最後は松崎選手が左足を振り抜き、追加点を奪いました。39分にはクロスからピンチを招きましたが、GK沖悠哉選手が好セーブを見せました。
後半、西沢のCKを加藤が頭で3点目
4人交代して臨んだ後半の立ち上がり。MF西沢健太選手の右コーナーキックを加藤選手が打点の高いヘディングでねじ込みました。加藤選手は10月13日のJ2藤枝との練習試合に続いて得点を決め、「どんな形でも自分は点を取ることしかできない。見に来られないサポーターに対しても、得点者に名前があるとないとでは印象が全然違う」とストライカーとして結果を出す重要性を語りました。
松崎選手は「結果にこだわらずに自分の元々のプレーを意識していた中で、点を取れたのでいい方向に出た」と振り返りつつ、「取るべきところで取れず、やられてもおかしくない場面もあり、ひっくり返された可能性もあった」と課題を指摘しました。