「1人1人にこの喜びを伝えたい」パリパラリンピック閉幕 メダルラッシュで地元を沸かせた熱きパラアスリートたち【静岡県】

静岡から世界へと羽ばたいた静岡県勢パラアスリートが輝きを放ちました。日本時間の9月9日早く、閉会式を迎えたパリパラリンピック。メダルラッシュに沸いた12日間を振り返ります。

静岡県勢初のメダルは日本勢初の金メダルでした。浜松市出身・鈴木孝幸選手です。

男子50メートル平泳ぎ、鈴木選手はスタートから抜け出し、ラスト5メートルも残る力を振り絞って1位でフィニッシュ。16年前にマークした自己ベストを上回り、2大会連続の金メダルに輝きました。

<鈴木孝幸選手>
「21歳の自分を超えて、37歳での金メダルですし、2大会連続で第1号がいただけて大変光栄です」

鈴木選手は出場したすべての個人種目でメダルを獲得、静岡に連日吉報を届けてくれました。

続いては車いす陸上。静岡県藤枝市出身佐藤友祈選手です。400メートルではライバルに敗れ2位、初出場となる100メートルで雪辱を誓いました。序盤こそ出遅れた佐藤選手ですが、鍛え上げた加速力で徐々にスピードに乗ると熾烈な上位争いを制して3位でフィニッシュ。佐藤選手にとってこの種目、初のメダルとなりました。

この笑顔も金メダル級。車いすラグビー静岡県沼津市出身の若山英史選手です。身体を張って日本の守備陣を牽引、史上初の金メダル獲得に貢献しました。

ボッチャ混合団体。静岡県伊東市出身杉村英孝選手です。韓国との3位決定戦、杉村選手が魅せます。スーパーショットで試合を決め、東京大会に続く銅メダル獲得です。

<伊東市民>
「杉ちゃん大好き、ありがとう。あしたから元気で生きていけます。本当にありがとう」

<杉村英孝選手>
「地元の方とか両親とかそういった方々1人1人にこの喜びを伝えたい」

最後は自転車。静岡県掛川市出身杉浦佳子選手です。

東京大会の金メダリストは今大会、3種目に出場したものの、いずれもメダルに届かず、最後のレースにかけていました。勝負はラスト200メートル、杉浦選手が前に出ます。トラックで鍛えたスプリント力を発揮し1着でフィニッシュ、自らが持つ日本人最年長金メダル記録を更新しました。

<杉浦佳子選手とコーチ>
「1位取ったよ!取った!」
「1位?」
「信じられない、信じられない」

諦めないことの大切さをパラアスリートたちが教えてくれた熱い熱い12日間でした。

シズサカ シズサカ

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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