
「あと一歩、あと一歩であります」推薦人確保に奔走する上川外務大臣が地元で激励会出席 故郷から熱いエール受ける=自民党総裁選

2024年9月9日で告示まであと3日に迫った自民党総裁選。上川陽子外務大臣は8日、地元の静岡市などを訪れました。
静岡県議らから激励を受け、正式な出馬表明まで「あと一歩」と強調しました。
静岡市のホテルで開かれた激励会。上川大臣が総裁選への出馬に意欲を示してから静岡県内に入るのは9月8日が初めてです。
自民党の静岡県議や市議ら約40人が集まりました。

<自民党 天野一県議>
「静岡県では、石橋湛山先生が総理になって以来、上川外務大臣が今回初めてであります」「私たち静岡県民みんなで応援して、総理総裁になっていただきたい」

県議らは、初の女性総理誕生に期待感を示し、上川大臣に激励文を手渡しました。
<上川陽子外務大臣>
「推薦人20名というのは、お1人お1人の政治生命をかけた議席であります。推薦人であります。あと一歩、あと一歩であります」
上川大臣は正式な出馬表明まで「あと一歩」と強調し、派閥に頼らない推薦人集めに奔走していると述べました。

<自民党 西原明美県議>
「これだけの決意と覚悟を伺って、上川大臣の背負っているものと抱えているものの大きさを、改めて心からこちらの方にきちんと伝わってきた」
<上川陽子外務大臣>
「推薦人の確保については最終段階でございます。12日の出馬に向けまして、万全の態勢で臨むことができるように、準備を加速していきたいと思っております」
<有権者>
「頑張ってください!」
<上川陽子外務大臣>
「まだ立候補ができていない、もう一段だけど。頑張ります、ありがうございます!」
上川大臣はその後、静岡県三島市内で開かれた女性の集いにも参加し、支援を訴えました。
<上川陽子外務大臣>
「私の今回思いはですね、白いキャンバス。こんなことが課題なんだってことをどんどん書いていただいて」
故郷からの熱いエールに、改めて、立候補への決意を滲ませました。

<上川陽子外務大臣>
「皆さまから憲政史上初めての女性総理ということで、この応援をいただくことができますこと、激励のお声をたくさん頂戴いたしました。大変重い使命感と責任を感じたところでございます」

総裁選告示まで、9月9日であと3日。9日は同じ女性候補となる高市経済安保担当大臣が出馬会見を開きました。
関係者によりますと、上川大臣は9日、鈴木俊一財務大臣と面会して推薦人の依頼をしていて、20人の壁を超えようと奮闘しています。
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