沼津市の頼重市長は、市職員の不祥事が相次いでいることを受け、研修会などを開きたいと再発防止策を示しました。
<沼津市 頼重秀一市長>
「再度、全庁を挙げてですね、このような不祥事が発生しない体制作り、職員の皆様方の意識改革、こういうものを、しっかりと徹底していく」
7月24日、沼津市の文化財センターの学芸員らが、遺跡の出土品調査の業務を外部に委託する数を水増し、業者から不正にパソコンなどの寄付を受けていたとして免職などの懲戒処分を受けました。
また6月には、以前、沼津市立病院に勤務していた元看護師が、患者が使用していた点滴のチューブを切断した疑いなどで逮捕。ほかにも、静岡県東部6つの市町などが運営する「沼津夜間救急医療センター」で、過去10年間で医療費約1億4000万円が使途不明金になっていることも明らかになりました。
頼重市長は「職員の意識改革の研修会などを市長としてもしっかりと取り組んでいきたい」とし、「市民の皆さん、市議会の皆さんに対しての説明責任をしっかりと行っていく」との考えを示しました。