復旧を望む地元の住民が呼びかけました。7月2日に崩落しているのが見つかった静岡県焼津市の大崩海岸を19日、静岡県や市の職員などが船に乗って視察しました。
19日、焼津市の大崩海岸を船に乗って海から視察したのは、静岡県や焼津市の職員などです。早期の復旧を求める地元の住民が呼びかけました。大崩海岸では7月2日、山側の斜面が、幅170m・高さ90mにわたって崩れているのが見つかりました。トンネル内の一部には亀裂が確認されていて、復旧のめどはたっていません。
19日の海上視察では、参加した県の職員らが地元の住民の説明を受け、現場の撮影などを行いました。
<静岡県島田土木事務所企画検査課 高田剛志課長>
「山が動いただけなのか、その辺りが全然分かっていないので、原因を追究するための調査をして早く何らかの対応をしたい」
静岡県と焼津市は今後も調査を重ね、一日でも早く復旧させたいとしています。