
SBSアナウンサー重長智子です。 ゴールデンウィークが終わり、次の楽しみを探している方へ。魅力あふれる駄菓子はいかがでしょうか?
5月7日(火)放送の「Soleいいね!」は、昭和元年創業、現在静岡市を中心に18店舗を展開する駄菓子屋さん「あまのや繁田商店」の代表・繁田昌大さんがスタジオにやって来ました!
繁田さんが注目するエモい駄菓子の世界とは?最新事情や各商品の独特なネーミングの秘密も交えながら、魅力を紹介します。
素朴で懐かしい「リングケーキ」

まずご紹介したいのが、愛知県のカワイ製菓が作っているこちらの「リングケーキ」。ドーナツサイズのシフォンケーキの中心にクリームが入ったお菓子です。
いちご、チョコ、バナナ、シナモン、コーヒー、チーズ、サマーの6種類ありますが、私が気になったのはサマー。夏に売りたい…という業者の皆さんの思いで「サマー」というネーミングになったとか。味はプレーンでした! どの種類も、懐かしさを感じさせる素朴なシフォンケーキでしたよ。
あまのや繁田商店の全店舗で販売している商品ではありませんが、呉服町店(静岡市葵区)を中心に取り扱っているそうです。

カラフル駄菓子が若者に人気!

パステルカラーが特徴の琥珀糖やフローレット、寒天ゼリー。 昔、おばあちゃんの家の菓子盆にあった寒天ゼリーが、今、若い世代には新しくて人気なんだそうです!
「クッピーラムネ」の雑貨がかわいい!

クッピーラムネは世代を越えて多くの人に愛されている駄菓子の一つですね。 駄菓子の枠を越えて、今、さまざまな雑貨も増えているんです。 豆皿、ペン、のり、傘、エコバッグ、ハンドクリームまで。 誰かに見せたくなる雑貨の数々は、 持ち歩くだけで気分が上がること間違いありません!

昔の駄菓子ほどネーミングがエモい
名前に注目すると、面白いものがたくさんあるのも駄菓子の魅力です。 小麦粉を原料にした洋風のお煎餅「サラバンド」のパッケージを見てみると、「三拍子のスペインの優雅な踊り曲(サラバンド)をホワイトクリームと生地で表しました」と書いてあるんです!
音楽繋がりでいうと、懐かしのお菓子「エリーゼ」も「エリーゼのために」を聞きながら優雅な気持ちで食べたいねとスタッフと話していました。サクッとしたウエハースは今も変わらず、食べていると幼い頃を思い出します。
繁田さん曰く、「駄菓子のネーミングはただ売れるかだけでなく、こんな気持ちで作りましたので食べてください、という作り手の思いや情熱がこもっているのではないか」とのことでした。
皆さんの思い出の味を探すもよし、新しい出会いを求めて行くのもよし! 週末、駄菓子屋さんに行ってみてはいかがでしょうか。
