観光戦略の大きな核に据えたものは?
「静岡市静岡A、細谷から萩原に夢のタスキリレーです」

アジア大会の銅メダリストで元実業団のマラソンランナー、静岡市出身の萩原歩美さんです。

今年1月から裾野市に移住し、地域おこし協力隊に就任しました。主な任務はスポーツ合宿の誘致やスポーツイベントの企画運営です。
裾野市地域おこし協力隊 萩原歩美さん:裾野市はスポーツ合宿にとって、とてもいい環境が揃っているんです。

裾野市は現在、スポーツ合宿やイベントを通じて交流人口を増やし地域の活性化を目指しています。萩原さんも、これまでの経験や人脈を生かし合宿などの誘致活動を行っています。
裾野市地域おこし協力隊 萩原歩美さん:合宿もたくさん呼んできたいなと思っているのでぜひご協力のほどよろしくお願いします。

裾野にある、萩原さんイチオシのトレーニングコースを紹介してもらいました。
裾野市地域おこし協力隊 萩原歩美さん:準高地ということで心肺機能も鍛えられるんです。夏でもとっても涼しい環境。トレーニングも頑張れますね。

その一つが、標高およそ1400メートルにある水ヶ塚公園(みずがづかこうえん)遊歩道。心肺機能を鍛える「準高地トレーニング」ができるクロスカントリーロードです。
コースには木のチップが敷き詰められ足腰の負担を軽減してくれます。

その他にもバリエーション豊かなコースが合わせて10コースもあり、一般ランナーからトップアスリートまで能力に合わせたトレーニングが可能です。
裾野市地域おこし協力隊 萩原歩美さん:私には3つの野望がありまして、1つ目が一人でも多くの方に裾野市に訪れていただくこと。そして2つ目が訪れてくださった方に少しでも来てよかったなと感じていただくこと。そして3つ目が、この裾野市の方々に「萩ちゃんを裾野市に呼んで良かった」と感じていただくことです。
自然豊かな裾野ならではの体験。皆さんも、富士の麓で「スポーツ」してみませんか?
(2024年5月11日放送)