J2藤枝の平尾拳士朗「バー外でも腐らずやってきた」
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J2藤枝MYFCで藤枝東高出身の平尾拳士朗選手が存在感を高めています。今季はメンバー外が続いていましたが、初めて先発出場した4月下旬の水戸戦からチームは3連勝。「自分が出れば勝つ」と自信を深めています。
大卒2年目。守備の強度が課題で開幕から第10節まではベンチにも入れませんでしたが、「バー外(メンバー外)でも腐らずやってきた。今は手応えがある。予測がさえ、ボールが出てくるところがわかる」と胸を張ります。

2戦連続で逆転勝ちしたアウェー水戸戦とホーム群馬戦はシャドーストライカーで出場しましたが、前節アウェー栃木戦はボランチでフル出場。
前半センターライン付近でボール奪取すると、そのまま持ち上がり、FWアンデルソン選手に決定的なラストパスを出しました。須藤監督も「運動量があり、力強さが出てきた。試合で効いている」と成長に目を細めます。
「負けたらまた外されてしまう。1試合の重みを感じ、危機感がある」。上位進出に向けた夏場の戦いで、背番号17のさらなる飛躍に期待が掛かります。