
川勝知事への不信任決議案が出されたら・・・否決ラインを維持できなくなるか 静岡県議会第2会派から1人離脱の意向伝える

静岡県議会の第2会派・ふじのくに県民クラブの大石哲司県議(71)が、3月18日、会派を離脱する意向を会派所属議員に伝えたことがわかりました。
大石県議は浜松市中央区(旧:浜松市東区)選出で現在4期目。3月中に、会派が議会事務局に退会届を提出する見通しです。
静岡県議会を巡っては、2023年7月、川勝知事が2021年の参院補選の応援演説で、御殿場市に対し「コシヒカリしかない」などと発言したことが問題となり、自身の給与やボーナスを返上するとしていたものの、返上していなかったことが判明。
2023年7月、自民党会派が知事への不信任決議案を提出しました。可決には出席議員の4分の3以上にあたる51票が必要ですが、賛成50票・反対18票によって、わずか1票差で否決されました。
反対票を投じたのは、当時、ふじのくに県民クラブに所属していた議員のみでした。
大石議員の離脱により、ふじのくに県民クラブに所属する議員は16人となり、現在、川勝知事への不信任決議案が出された場合の否決ラインとなる17議席を維持することができなくなります。
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