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プロ野球・広島の大盛穂外野手(飛龍高-静岡産大出)が18日、母校の静岡産大(磐田市)を訪れ、堀川知廣学長に今季の報告を行った後、メディアのインタビューに応じました。
支配下登録から4年目の今季は59試合に出場したものの打率1割5分2厘と不本意な成績に終わり「悔しいシーズンでした。もっとやれることがあったんじゃないかという思い」と振り返ります。
ソフトバンク近藤健介選手の自主トレ参加へ
最も課題と感じている打撃で浮上のきっかけをつかむために、年明けには、ソフトバンクの近藤健介選手の自主トレに参加するそうです。実は近藤選手には昨年も参加したい意思を伝えていたのですが、人数オーバーで参加できず。今シーズンが終わったタイミングで近藤選手から「来るか?」と声を掛けてもらったそうで、念願がかなって「楽しみ」と話していました。これまで他球団の選手と関わる機会もなかったそうで、そういう意味でも「貴重な時間」になりそうです。
来季は西川龍馬選手のオリックスへの移籍で左翼が空きます。ライバルは多いですが、「気持ちは常に変わらない。そこを取りに行く」ときっぱり。「(結果が出なければ)僕自身も終わると思ってやっている」と強い気持ちで臨みます。
今、打撃練習で試みていることは「いい意味で適当な、遊び感覚」だそう。大盛選手は周囲に「真面目過ぎる」と言われるそうで、本番で力みが出てポテンシャルを発揮できない状況を回避しようと、練習に「遊び感覚」を取り入れているそうです。練習でやったことを試合で出せるように、イメージしています。
陸上や体幹のトレーニングも導入

走力についても改善の必要を感じています。同期の羽月隆太郎選手らとともに11月末ごろから本格的に陸上のトレーナーのもとに通い、走りの基礎や体幹のトレーニングに打ち込んでいるとのこと。
「体幹を締めることでどうなるのか、股関節はどう動いているのか、などを感じながらやっている。来季はシーズン中も続けていけたら」と手応えを感じている様子でした。