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静岡県の少年サッカー「Sリーグ」FCガウーショ(静岡市)が優勝!マンオブザマッチは先制点のFW田村颯芽!


静岡県内トップレベルの少年サッカーチームが出場する「U-12 Sリーグ」(静岡県サッカー協会主催)は9日、IAIスタジアム日本平で決勝を行い、FCガウーショが清水エスパルスU-12清水を2−1で下して初優勝した。

ガウーショは前半4分、FW田村颯芽(りゅうが)選手の鮮やかなミドルシュートで先制。素早い攻守の切り替えと鋭いサイド攻撃で主導権を握り、後半8分にMF安達悠人選手が右足で流し込んで加点した。

後半9分、清水エスパルス清水のMF出口惺七斗選手のロングシュートで1点を返されたが、その後は落ち着いてゲームをコントロール。11月の全日本U-12選手権静岡大会に続くタイトルを手にした。

Sリーグは今年から本格スタートした。「S1」「S2」の2部に分かれ、それぞれ県内の強豪12チームが4月から総当たりのリーグ戦で熱戦を繰り広げてきた。

この日はリーグ戦2位だった清水エスパルス清水と、リーグ戦3位だったSALFUS oRsが準決勝で対戦。清水エスパルス清水が3−2で競り勝ち、リーグ戦1位だったガウーショと決勝で頂点を争った。

マンオブザマッチの田村颯芽、鮮やか先制パンチ

先制のミドルシュートを決める田村颯芽選手(左)


決勝のマンオブザマッチに選ばれたのは、先制点を決めたFCガウーショのFW田村颯芽選手。前半4分、ペナルティエリア左角付近で球を受けると、迷わず右足を振り抜いた。カーブが掛かったボールはオレンジの壁を越え、ゴール右隅に吸い込まれた。

「自分の持ち味は前線でボールを収めることと、テクニックです。体のいろんなところでボールを触る練習をしてきました」

田村選手は頭一つ抜き出る159センチの高さも魅力だ。年少の時に清水エスパルスのスクールに入り、静岡市清水区のクラブを経て、小学4年から静岡市を拠点にするガウーショでプレーする。今は静岡県トレセンのメンバーにも名を連ねる。

次の目標は12月下旬に鹿児島県で開催される全日本U-12選手権。田村選手は「自分たちはみんなうまくて、個人ではがしていけるチームです。全国大会でも思い切り戦って、必ず1試合1点決めたいです」と力強く話した。

<柴原誠監督の話>
「素晴らしい大会で、素晴らしいピッチで優勝することができてうれしく思う。みんなたくさん走って、決めるところをしっかり決めて、複数得点することができた。全員でリーグ戦を戦ってきて、最後の試合でみんなの成長を見ることができた。来年もこうした素晴らしい舞台に立てるようにしたい」

<杉沢旺甫主将の話>
「とてもうれしいです。アップの時からみんなで声を出してチームを盛り上げることを意識していました。26日から始まる全国大会でも優勝したいです」

決勝フォトコレクション












 
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