SBSはニュースを鍛える絶好の場所!
こんにちは。最近外食が増えてきた新人アナウンサーの杉本真子です。だんだんとニュース読みにもいい意味での余裕が出てきて、少しずつ視野を広くもつ感覚が身についてきました。アナウンサーといえばニュース読みが基本ですが、SBSはニュースを鍛える絶好の場所!
というのも、テレビのみでなくラジオ放送もあるため、テレビのみの放送局と比べて1日のニュースの回数がとても多いんです。
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テレビ・ラジオあわせて、平日は1日平均9回のニュース枠がありますし、SBSラジオでは番組中でも日中1時間に1回は最新ニュースをお伝えしています。
今回はそんなSBSの新人アナウンサー・杉本が、ニュースを読むのに欠かせない必需品をご紹介! ニュース用のペンケースの中には、ある4つのものを入れています。
ニュースを読むのに欠かせないもの4選
1.ストップウォッチ
まずはストップウォッチ! ニュースは尺管理が命で、事前に読む秒数を測って計算し、尺に収まるかを管理しています。ラジオブースに入ると、放送の残り時間がカウントダウンで表示されているので、本番中はニュースを読みながらも、時間を計算しながら読まなくてはなりません。時間を余らせてしまうと、空白の時間が電波に乗ってしまうため、3秒残して読み終えるのがベストとされています。ですが、これが難しいんです。毎回ドキドキします。

ストップウォッチを選ぶときのこだわりは「ボタンを押す時に音がならないもの」を選ぶこと。放送中、急に速報が入ってきたときには、その場で秒数を確認しながら原稿を読まなくてはなりません。そのため、いざという時にストップウォッチの音が放送にのらないよう、アナウンサーはみんな無音のストップウォッチを使っています。
2.赤ペンと黒のボールペン
原稿に印をつけるためのペン。読み仮名をふったり、アクセントを書いたりする上で欠かせません。3.クリップ
「LIVEしずおか」では原稿の数がものすごく多いので、本番前に整理できるように入れています。また外取材のときにも、風によって紙が飛ばされないように止めたりと、色々な場面で活躍します。4.付箋
なにか追加事項があった時にすぐメモ書きできるように付箋を入れています。特にフリートークが求められる場面では、すっと言葉を文字にできるのでとても便利です。基本、取材先にいてもこのペンケースさえあれば、ニュースが読めるような中身になっています。
これも絶対に欠かせない!
ペンケースの他に絶対に欠かせないのが、「アクセント辞典」。日本語って本当に奥が深いんです。いつも使っているアクセントとは違うものが本来は正しい言葉だったり、方言で地域差があったりと、日々新しい発見ばかりです。
「ニュース読みには正解がない」と先輩方は口を揃えて仰っていましたが、まさにその通りだと最近感じます。「届ける」という意識を一番に、これからも丁寧にニュースを伝えていきます!